十大主星　石門星

今回は十大主星の石門星についてお話いたします。

陰占での日干から見て陰陽の関係で同質(比和)になる時に、陽占には石門星が出て来ます。

石門星は木性の陰星で、十干の乙木のような性質が現れます。

集団の中で発揮する守備本能の星です。

野に咲く花のように見る人(周囲の人)を和ませるような、一見穏やかな雰囲気を醸し出す星です。

同じ木性の陽星である貫索星は長男長女気質の星ですが、石門星は弟妹気質の星です。

弟妹気質なので、多少依存的な考え方をしてしまうところもあります。

大きな木の下で強い陽射しや雨風に守られながらも、自己主張はしっかりする草花をイメージしてもらえばわかりやすいかと思います。

一輪の花は寂しげですが、たくさん咲き乱れた花は活き活きとして見えるように、石門星は集団の中で力を発揮します。

なので横の繋がりはとても大事にするのです。