十大主星　龍高星

陰占の日干から見て日干が生される陽星同士陰星同士の関係性の場合に、陽占に龍高星が出てきます。　

龍高星のテーマは自由と変革です。

十干の壬水のような性質があり、水性の陽星で、偏母(母親らしくない母親、継母)のイメージの星です。

自身を生じてくれるからこそ母なのです。

男は陽で女は陰。父は陽で母は陰。その陰なる母が陽同士陰同士の星から出てくるので偏りのある母、偏母というわけです。

偏母の星なので、龍高星を持つ方は母親とは別の年上の女性と縁が出来やすかったりします。

龍高星があれば自身の子どもだけでなく他人の子どもを受け入れることも可能であったりもします。

海のような懐の広さと優しさに溢れる一方で、時に冷たい海のようにクールになってしまう星です。

体感的な習得本能が強く、書面よりも実践で様々なことを身につけていきます。

頭の回転も早くアイデアマンなので、時におせっかいで「こうしたら？」「ああしたら？」と黙っていられなくなる時もあります。

世界中に大きな海が広がるように、海外に縁があることもあり、グローバルに活動できます。

懐の広さから来る自由さが悪く出ると単なる自分勝手になってしまいます。

変化を恐れない点から、誰にも相談せずに突飛な行動に走る時もあり、何を考えているのかわからなく見られてしまったりすることもあるでしょう。

母親以外の女性から助けてもらえることも多いため、そこに甘えて自分勝手になりかねないところがあり、そこが強く出てしまうと気付けば孤独になりかねないので、助けてもらえた時には感謝を忘れないようにしましょう。