十二大従星　天将星

今回は陰占の日干と地支との関係から出てくる、十二大従星のうちの天将星についてお話いたします。

天将星はトップの星。帝王の星とも言われます。

十二大従星の中でもエネルギー最大最強の星で、天下を取る武将、会社の社長、トップリーダー的な人をイメージした星です。

逆境を乗り越えてトップに立つために、頑固さやワガママさも出てきます。

周りの人達を引っ張っていくだけの統率力もあり、天将星を持つ人は頼もしい人が多いです。

初年期に天将星があると、エネルギーが強過ぎるあまりに、星の強さに負けて病気がちになるか、とても活発でヤンチャになるか両極端です。

幼少期の家庭環境や育て方で大きく変わり、問題ある家庭環境である方が逞しく強い子になり、過保護な環境だと病気がちな子になりやすいです。

中年期に天将星があると、波乱の中で生きていく中年期となり、苦労も多いですが、それを乗り越えるだけのパワーも発揮します。

女性で中年期に天将星を持っていると、専業主婦でいることが難しく、家に籠もると病みやすくなるので、お仕事を頑張った方が安定します。

晩年期に天将星があると、年を取っても現役バリバリな、若い人を圧倒させるようなお年寄りとなります。