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バーチャル成人式で、来賓挨拶をしました

昨夜は、週末世界WekENDというVR空間上でのプロジェクトによるバーチャル成人式に出席し、来賓挨拶を務めました。

会場はVRChat上。
私立VRC学園をはじめ、普段よりお世話になっている大将さんたちの取り組みなので、よく分からないけれど面白いことになるのは確かだろう、と思い、参加しました。

挨拶内容の基本は、以下のnoteにも書いた事柄が下敷きとなっているのですが、VR世界の可能性の豊饒さを訴えて、参加者の皆さんに、ともに頑張りましょう、とエールを送った感じでしょうか。

そんなことを言って早々ですが、WekENDでは2月13日土曜22時から、本職の声優さんたちを起用したVR演劇(バーチャル舞台)をやる、とのこと。
VR世界上での芸能活動というと、音楽、ミュージカル、アート、など色々とあり、演劇も以前あったような記憶があるのですが、本職の声優さんたちでやるのはなかなかに珍しい。
どんなふうになるのか、楽しみです。

そんなことを言うと、僕らが毎週、VRChat上でやっている「ラジオ好き集まれ!集会」も、みんなアバターを着て、それぞれのリアルの自分の個性を下書きにした語りごとをしているわけですが、それをちょっと引いた目線で見ると、VR演劇をしているようなところがある、と言えなくもない。

そんなこともあり、主催者の方々と色々と話していたところ、VR演劇には、いわゆる役者(今回だと声優さんたち)以外のお客さんも、ある意味で、その物語世界というか、VRChatという世界の中で入って演劇を見るわけで、やりようによっては演劇世界の中に入って、双方向性を楽しめる部分もあるのではないか、と。

例えばサスペンス演劇だとしたら、探偵がホテル内で起きた密室殺人を犯人を探す中、お客さんもそのホテルの中にいる人、みたいな形で物語の中にいるので、その中で会話に加わるかは別にして、よりビビットな感覚を体感できるかもしれません。

まだ、私もこの辺り、考察の途中ですが、このWekENDのプロジェクトの中に、私がVR世界の中で模索していたヒントみたいなものが見つかるのでは、という、そんな萌芽も感じる有意義な夜でした。

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