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再生可能エネルギー大国

これまで、殆ど無条件で設置が推進されてきた太陽光発電ですが、ようやく環境への影響を見直そうという記事です。

【共同通信 太陽光発電、初の抜本見直し要求】
山口壮環境相は25日、埼玉県小川町で計画されている大規模太陽光発電所(メガソーラー)の環境影響評価(アセスメント)で、計画の抜本的な見直しを求める意見を萩生田光一経済産業相に提出した。盛り土の大量使用による土砂災害の恐れなどを重くみた。2020年4月にアセス対象に加わった太陽光発電で環境相が抜本的見直しを求めるのは初めて。(以下省略)

洪水に土砂崩れと、既に被害が生じていたことを考えれば遅すぎますが、初めの一歩を踏み出さないことには何も始まりません。

これを機に、日本の環境にあった計画に変えて欲しいところです。

再生可能エネルギーを推進するのは結構ですが、二酸化炭素を削減する為に「野山の緑を削ってソーラーパネルを設置します」ではおかしいでしょう。



日本は山が多く、日本海側は冬になると晴れ間が少ないことはご存知かと思います。

はっきり言ってしまえば、太陽光発電には不向きな土地柄なのです。

それにも関わらず、国土面積辺りで換算すると太陽光発電導入量は、既に世界最大となっています(2位はドイツ)。


日本は国土の67%を森林が占める自然に恵まれた国です。

ちなみに、太陽光発電導入量で2位につけるドイツの森林面積は33%ですから、日本がどれだけ無理を重ねてきたのか想像に難しくありませんよね。

つい先日、欧州では原発を「グリーンエネルギー」と位置付けしました。


幸いな事に、日本は原発発電も火力発電も、世界が羨む最先端の技術を有しています。

その日本が、世界に先駆けて積極的に太陽光発電を導入してみせたのです。もう十分に頑張ったと思うのですがどうでしょう?



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