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世界は日本をこう評価した

緊急事態宣言も解除され、街に少し活気が戻った様な気がします。

運動会や学園祭も、規模は縮小するものの中止になったという話は耳にしなくなりました。良い傾向ですね。

このまま終息、と考えるのは楽観が過ぎますが、ひと息つけた事に違いはありません。

とはいえ、現実問題として、他国ではそこまで状況が変わっていないのです。つまり、日本だけが世界に先駆けて終息に向かっている事になりますね。

【Newsweek 日本のコロナ感染者数の急減は「驚くべき成功例」
国内の新型コロナウイルスの新規感染者数は現在、1日あたり500人から1000人程度で推移している。8月20日には2万5000人超を記録したが、それ以降急速な減少をみせてきた。ピーク時のおよそ2%にまで減少した計算になる。この劇的な変化について英ガーディアン紙が10月13日、『瀬戸際からの復活:日本が新型コロナの驚くべき成功例になった理由』と題する記事を掲載し、目を見張る状況の変化であると報じた。(後略)
【APNEWS Japan Puzzling Over COVID-19 Virus Success
日本が成功した要因としては、遅ればせながらも非常に迅速なワクチン接種が行われたこと、最近の感染者数の増加に伴う不安が広がり、多くの夜の街が空っぽになったこと、パンデミック以前からマスクを着用する習慣が浸透していたこと、8月下旬の悪天候により人々が家に閉じこもったことなどが考えられる。ロックダウンのようなことは一度もなかった。


国内のメディアの論調では常に悲壮感が漂っていますが、世界では日本を『成功例』と位置づけているのです。

そもそも、感染者数、死亡者数共に、諸外国と比較すれば少なかったのですが、さらに減らす事に成功しました。

例えるなら、90点から95点に成績を上げるようなものですよ? 30点から60点に引き上げる場合とは、必要になる労力がまったく違います。

当たり前ですが、前者の方が難易度は高いのです。



世界からみると、コロナ禍において東京五輪を無難に終え、さらに感染者数を順調に減らしたにも拘らず、時の総理大臣を辞めさせてしまう日本国民は奇異な存在に映るでしょう。

僕が菅元総理の政治手腕を賞賛しているのではなく、あくまでも世界はそう判断するだろう、というお話ですよ(念のため)。

個人的には、手洗い、うがいに加えて、「マスクの着用は他者への配慮」として浸透したことが、諸外国との大きな違いではないかと考えます。

おそらく、インフルエンザや風邪を患う人も激減しているのではないかな。良くも悪くも、日本人の同調圧力は凄いです。

今回お伝えしたかったことは「正しく恐れよう」この一言につきます。

誰もが気兼ねなく帰省できる年末年始になることを願ってやみません。

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