【令和の富国強兵】 政府の仕事は、国民の生命・財産の保護である

政府の仕事で最重要なのは、国民の生命・財産の保護である。

国民の生命の保護には、他者による暴力からの保護になる。
他者からの暴力とは、他国からの侵略・戦争、国内でのテロ、犯罪などである。
その抑止力として軍事力・警察力がある。

平和とは、戦争・テロなどの他者からの暴力が無い状態を言う。
他者からの暴力を防ぎ、平和を成立させるためには、他者による侵略・戦争・テロが無い状態にしなければならない。
政府の仕事は、この他者からの暴力を防ぎ、国民の生命を保護することにある。
そのための軍事力であり、警察力である。
他者からの暴力を防ぐには、他者の軍事力・犯罪力に勝る軍事力・警察力が必要である。
政府がすべきことは、自国の軍事力・警察力の向上であり、そのための政策である。
外交力とは、つまるところ軍事力の比較に過ぎなくて、軍事力が大きいところほど外交力が大きくなる。
言えば、攻撃されたくなければ、黙っとれ!である。
この一言が示すように軍事力の劣る国家は外交力も劣るのである。


国民の財産の保護には、国内で発生する犯罪、災害、非効率性からの保護である。
犯罪については上に書いてあるように警察力の向上で対応できる。
災害については、インフラの整備を実施することが重要であり、そのための政策の実施が重要である。
地震・台風・水害などから国民の生命・財産を保護するための政策を実施しなければならない。
非効率性とは、インフラの未整備による商品流通及び情報流通速度の低下である。
速度の低下により、費用が増加し、その結果、商品の値上げ、企業の倒産などの弊害がある。
商品流通・情報流通の速度を向上させるインフラの整備もまた政府の仕事であるが、これが地方自治体、または企業による投資で実施されている場合は、補助金などの政策で速度の向上を目指さなければならない。


政府は国民の生命・財産を保護するために、様々政策を実施する必要があるが、最も重要なのはその政策実施速度でもある。
時間をかけすぎて時期を失ってしまえば亡国になる。
他国に占領された国は、すでに国ではなく、単なる土地でしかない。
単なる土地は何も生み出さず、ただ雑草をはやすだけである。
「国破れて山河在り」になる。

このようにならないためにも政府は仕事をしっかり実施して欲しい。

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