次の首相レースが始まった。本命は菅氏だ。

【総裁選】菅官房長官が出馬へ 岸田氏も9月1日に出馬表明へ 17日に新首相選出
https://www.sankei.com/politics/news/200830/plt2008300026-n1.html

菅義偉官房長官が、辞任を表明した安倍晋三首相(自民党総裁)の後継を選ぶ総裁選に出馬する意向を二階俊博幹事長に伝えたことが分かった。
複数の党幹部が30日、明らかにした。新型コロナウイルス対策の継続性などの観点から、有力な候補となる可能性がある。
総裁選は9月8日告示、14日投開票とする日程で調整しており、臨時国会を17日に召集し、新首相を選出する案が有力だ。
岸田文雄政調会長も1日に正式に出馬表明する考えだ。
菅氏は平成24年の第2次安倍政権発足以来、官房長官として政権の要を担ってきた。
総裁選への立候補は初めてとなる。
昨年4月に新元号の令和を発表し、「令和おじさん」として知名度も上げた。
菅氏はこれまで出馬に慎重な姿勢を示していたが、党内では、安倍政権の主要政策が継続できるとして、待望論が高まっていた。
二階氏が率いる二階派(志帥会)も支援する方向だ。
菅氏が出馬する意向を固めたことを受け、他の有力候補も慌ただしく動いた。
岸田氏は今月30日夜のフジテレビ番組で、総裁選への出馬の有無を問われ「はい」と答えた。
これに先立ち、岸田派(宏池会)の会合に出席後、記者団に「総裁選に挑戦しようと準備を進めている」と語った。
岸田氏は東京都内で麻生太郎副総理兼財務相や細田派(清和政策研究会)の細田博之会長らとも会談した。
いずれも、総裁選での支援を求めたとみられる。
一方、石破茂元幹事長は30日、菅氏について「安倍政権を大黒柱として支えてきた」と記者団に述べ、実績を評価した。
同時に、総裁選の方法が正式に決まった後に、出馬の是非を判断する考えも示した。
小泉進次郎環境相は30日、視察先の福島市で記者団に総裁選に立候補しない考えを表明し、同じ神奈川県選出の河野太郎防衛相が出馬した場合は支援する意向も明らかにした。
河野氏は記者団に、小泉氏の表明に謝意を示しつつ、石破氏と同様、「どういう選び方になるのかも見ながら周囲と相談して決めていきたい」と述べるにとどめた。
自民党は、総裁選の選挙管理委員長に野田毅元自治相を起用する方針だ。
また、コロナ禍の3密を回避するため、総裁選の会場をこれまでの党本部から変える方向で調整している。


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次の首相、石破氏1位34% 菅氏14%、河野氏は13% 共同緊急世論調査
https://www.sankei.com/politics/news/200830/plt2008300030-n1.html


安倍晋三首相の退陣表明を受け、共同通信社が29、30両日に実施した全国緊急電話世論調査で、次期首相に「誰がふさわしいか」と聞いたところ、石破茂自民党元幹事長が34・3%でトップとなった。
菅義偉官房長官が14・3%、河野太郎防衛相が13・6%、小泉進次郎環境相10・1%、岸田文雄政調会長7・5%と続いた。
衆院議員の任期は来年10月まで。
望ましい衆院解散・総選挙の時期については「任期満了かそれに近い時期」が51・8%で最多。
次期衆院選比例代表での投票先は自民党が48・0%、立憲民主党は11・6%だった。
退陣表明の時期については「適切だった」が58・6%。
「遅過ぎた」は25・3%、「早過ぎた」12・7%だった。
内閣支持率は56・9%で、8月22、23両日の調査より20・9ポイント増。
第2次安倍内閣以降の7年8カ月間について、ある程度を含め「評価する」が71・3%に上った。


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安倍首相退陣後の次の首相レースがはじまった。

今のところ、出馬を予定しているのは、菅義偉官房長官、岸田文雄政調会長、石破茂元幹事長の3名で、河野太郎防衛相は未定。
今のところ今回の総裁の任期は来年の10月までの予定になっているため、次の総裁選挙までのつなぎということになりそうだ。
捏造・左翼共同通信によると、世論調査では、石破氏がトップで次いで菅氏、河野氏、岸田氏の順になっている。

菅氏がつなぎを名乗り出たことで、ほぼ菅氏に決定だろう。
来年は、夏に開催予定のオリンピックの後、衆議院の総選挙、そして自民党総裁選挙、そこで次の総理が決定する。
本当にきちんとした総理の仕事をしたのであれば、次の総裁選挙に向けての活動をすべきであろう。
菅氏は、つなぎであると割り切っているかもしれない。

それにしても世論調査で石破氏がトップの期待とは、よほどメディア戦略がうまくいったのだろう。
ただ、自民党内の人望は全くないので、総裁選挙では確実に敗退することがわかっているから、自民党の総裁になる目は全くない。
テレビに出て、自らのトップの批判をして、民間受けしているようだが、政策は全くダメである。
特に経済政策は素人もいいとこである。
岸田氏も似たようなものであるので、とりあえずは菅氏が次の首相として、来年の10月まで安倍首相の経済政策をそのまま触らずにおいて欲しい。

勝負は来年秋の総選挙と自民党の総裁選挙である。
衆議院の総選挙は、今の状態ならば野党の総崩れは見えているので、自民党の勝利は間違いなしである。
興味は、総裁選挙で誰が総裁に選出されるかだが、来年の秋の話はまだ未定である。

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