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買い物依存、という対処法に苦しんでいる話。


いま、わたしが日々自分自身を悩ませ
家族をも苦しめている
「買い物依存」
について
今回は書いてみたいと思う。


まず、前提として

わたしは正式に「買い物依存」と
診断されたわけではない。
なぜなら
厳密に言うと買い物依存とは少し違っているからだ。

いわゆる買い物依存は
買うことにだけ意味を見出しているから
買って満足して
使わないどころか、開封すらしないこともあるらしい。

だが、わたしは
買ったものは持て余すことはあっても
たいてい、ちゃんと使うし
当然、全て開封する。
ほしいと思うものしか買わない。
そこが
買い物依存とは違っているところ。

でも、現状他に適当な病名が見当たらないので
ここでは
買い物依存という言葉を使っていく。


きっかけ

なぜ、買い物依存になったのか。
きっかけは、はっきり覚えている。

それは
死ぬ日を決めた頃のこと。
死ぬのなら貯金なんていらないと思ったわたしは
欲しかったものにお金を使ってから死のうと思った。
それで
デパコスや普段買わない値段の服を買ってみた。
それがいつしか
ストレスやしんどい気持ちを誤魔化す手段へと
変化してしまい
一度手を出した高価なものは
人に褒められたことから手放せなくなり
自分の貯金を使い切ることが目的のはずが
死ぬことをやめても買い物依存はやめられず
使い切るどころか
親から借りる生活になってしまった。


その実態

メンタルが最悪に不安定だった夏頃から先月までにかけて、たったの数ヶ月で
わたしは数百万、というお金を使っている。
(※月に150万くらい)

仕事をしていた時の給料ですら
月に10〜15万だったから
それがあったとしても払いきれない金額。
当然、傷病手当1ヶ月分ではとても足りない金額。
だから
親を頼るしかなかった。

親にはとても負担をかけていると思っている。
仕事をしている、といっても
生活費を差し引けば
数百万を捻出するのは簡単ではないはずだ。


それでも、やめられなかった

カードの請求が
自分に支払い切れる金額ではない
と気づいたタイミングで
やめることができていれば
ここまで大変なことにはなっていなかったと思う。

それでも
しんどい日をやり過ごすのに
気づいたら買い物をしている
出かければ何か買ってしまう、、、
その繰り返しだった。
買っては後悔し、買っては落ち込む
そんな日々だった。
でも
誰にもそんな気持ちは言えなかった。
だって、買ってしまう自分の意志が弱いのが悪いと思っていたから。

どうすればやめられるのか分からなかった。
だって
フラッシュバックも良くならないし
死にたさもしんどさも何も良くならなくて
生き延びるために、買い物をしている状態だったから。
手放したら死んでしまう、と思っていた。


手放すために

でも、いま
手放そうと努力ができている。

それは
フラッシュバックが軽くなったことが大きい。
起きても薬なしで対処できるようになった。
ストーリーで思い出すのではなく、断片的になった。
フラッシュバックが楽になると
死にたい気持ちも軽くなる。
そして、死にたくなっても
「それは今じゃない」って切り替えられるようにもなった。

それでも
買い物を手放そうとしても
その中で手放せないものがいくつかある。
カービィと
シーシャと
和楽器バンドと
タバコと
Dior。

でも
全てを手放さなくてもいいのだと思う。
逆にその5つだけを大切にして
他の買い物をなくしていければいいと思うから。


最後に

リストカットや市販薬odのように
命に関わることがない分
お金、という部分で苦しむのが買い物依存だと思う。

それに対する対処法は
まだわたし自身も見出せてなくて
フラッシュバックが軽くなったことで
減らせているだけだけど
いつか、買い物に代わる対処法はちゃんと見つけたい。

月10万という目標を立てたけど
すぐには守れなくても
数ヶ月の間にはそこに収められるように
メンタルのコントロールも
していきたいと思っている。

これから
秋冬服の時期だけど
ちゃんと気持ちコントロールして
買わないようにしたいなあ。

そして
買ってしまった時には
誤魔化すのではなく
家族には素直に伝えたいと思っている。


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