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73年目の終戦の日に思うこと。


今日は、終戦の日です。

わたしはずっと
終戦「記念日」と言うことにとても違和感があって、そうは言わずにきました。

あの戦争を振り返るとき
どうしても
戦争が終わった日=記念日
とは思えなくて。

ただ生きているということ、それすらも喜んではいけない
生き残ったことを申し訳ないと思う
それがあの戦争でした。

そしてあの戦争から70年以上たっても
当時を振り返って「 家族がみんな無事で、まわりの人たちに申し訳なかった 」と口にする戦争体験者がいる現実。

わたしたちは決して同じ道に足を踏み出してはいけないと思うのです。
繰り返してはいけない。

いま、わたしたちは
「戦争はいやだ」と声に出して言うことができます。
だから、言い続けたい。

戦争はいやだ
誰も殺したくないし、殺されたくない
平和を
平和憲法を守りたい
9条を守りたい

もし、誰かがこの口を塞ごうとしたとしても
わたしは、黙らない。

広島に修学旅行に行った時に、必死で言葉を紡いでくれたおじいちゃんの言葉が
4年前、東京大空襲・戦災資料センターで話をしてくれた赤沢さんの言葉が
何年たってもわたしは忘れられない。忘れたくない。

わたしにできることは
聞いた言葉をずっと忘れずにいること
そして
同じ過ちを繰り返さないように
戦争への道を進もうとする人がいたとき、黙らないこと、声を上げそれを止めることだと、思っています。


※写真は2014年8月15日に見た灯籠流し


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