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猫を風葬した話

この前、我が家の猫がお亡くなりになられた。

気持ちよく送葬してあげたいと思う。

火葬、土葬、風葬など、色んな葬式がある中で、僕は風葬をしてあげたいと思った。

なぜなら、僕が死んだ時はぜひ風葬でやってほしいから。

一番気持ち良さそうじゃないですか。

ゆっくりゆっくり、自然の力で分解されていき、やがて土となり森の一部となる。

沖縄の場合、海岸の崖とかに風葬のあとがあったりする。

きっと、風が良く流れて湿気がなく、気持ち良く風化できる条件の場所なんだと思う。

ジメジメした場所だと腐敗しちゃうからね。

だから初めて沖縄の風葬の跡を見た時は、怖いと思うよりも、いいな〜めっちゃ気持ち良さそうだな〜と思った。

焼かれてお墓の中もいいと思うけど、このままお墓が増えたらお墓だらけになっちゃうんだよね。

特に沖縄のお墓はやたら大きいしね。

なにより、コンクリで大地を固めてしまうお墓のデザインは、土中の水脈を遮断してしまい、大地にとてつもない負荷がかかっている。

だから、どこのお墓を見ても、お墓周辺の樹木、森林はとても傷んでいる。

このままいくと、お墓によって森が崩壊するのも時間の問題だと思うから、そろそろ色んな葬式があっていいんじゃないかと思うよ。

さあ、本題に戻ります。

まず、猫ちゃんを風葬する場所を選びます。

風葬の仕方は、土中環境の著書、高田宏臣さんのやり方を参考にさせてもらいました。


場所は、大木の根元、出来れば下流側が良いみたいです。

きっと、根元が一番水が染み込みやすく、微生物も多いために、分解する力が一番ある場所なんでしょう。

あとは、炭とその辺の落ち葉を使ってやっていくのですが、この辺のやり方は文章で説明するのが面倒くさいので、知りたい方はメッセージしてください。笑

ざっくり説明すると葬という文字にヒントがあります。

葬という文字は真ん中に死、その上と下に草。

落ち葉でサンドイッチということですね。漢字てすごいです。

しっかり風葬してあげれば、カラスも突かないで見守るみたいです。

実際に、我が家のコンポストをよくカラス突きにくるのですが、風葬して2日経ちますが、カラスたちは突きにきてませんね。

ですが、落ち葉の量が少なかったのか、晴れたり降ったりで湿気がモアモアしてたせいか、ハエが現れてました。

なので、落ち葉と炭をさらに足してみました。

このまま無事に成仏してくださいね。  

ではでは。


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