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INFPとINTPの中間で悩む人へ

あなたはきっと、Fi(内向的感情)とTi(内向的思考)が両方高い人なんですよ。

なぜなら、INFPとINTPの使う機能はよく似ているからです。

中間の機能が同じ

INFPだけどTiも高い人、もしくはINTPだけどFiも高い人、という可能性が高い。

自分の中の倫理的な基準もあるけれど、同時に、世の中を作り上げている論理も気になるタイプですね。

だから、自分の中のFi的な要素(信念やモラル、倫理観)と、Ti的な要素(社会を形作る論理や、世の中の法則的なもの)をなるべく一致させて生きていきたい人なんじゃないでしょうか。

INFPとINTPの中間にいる人は、そういう意味で「この複雑な社会の中で、自分らしく生きるにはどうすればいいか?」という疑問に他の人より興味が出やすい人なのではないかという気がします。他のタイプももちろん、似たような事は考えると思うのですが、そこに対する興味がさらに深いというか。

先ほど説明した通り、二つのタイプは機能的にも似ているところがあります。そのため、F(感情)もT(論理)もよく使う人は、おそらくこの二つで迷いやすい。

以前、別の記事でも述べたのですが、私が思うにMBTIというものは、あくまで人間を類型化する理論に過ぎません。なので、その類型に当てはまるように生きていく理由は全くないと思っています。(それは自ら、すでにある型にはまりに行って「この型と私の形が違うから、中に入ると居心地が悪い!」と嘆いているようなものです)INFPとINTPの中間の人がいても何もおかしくないと思いますし、むしろそういう人は中間で、どちらにも振れやすい分、両方の良さを組み合わせて、自分らしさを発揮すればいいと思うのです。

Fiが強いとは、自分の中の「これが良い、これが悪い」という価値基準がはっきりしているという事です。自分にとって良いことをしたいし、悪いことはしたくない。Tiが強いとは世界の中に隠された「仕組み」を解き明かしたいという事です。つまり、それら2つを使うという事は、まず世界の中の「仕組み」を把握して、そこから導き出された複数のルートの中からさらに、自分のなかにある「良いこと」を選んで満たせるような選択肢を選んでいく、という作業になるはずです。結果としてそれって、「生き方論」的なことになっていくのだと思います。

私の勝手な予想ですが、中間タイプの人は、「生き方」についてのコンテンツ全般が好きなのではないかと思っています。

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