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MBTIについて個人的に思うこと
MBTIについて個人的に思うこと。
MBTIのタイプを真に受ける必要はない
MBTIのタイプは、あくまで性格を類型化したもの。
なので、例えばINTPと診断されたからといって「私は型破りな考え方をする人間なんだ」とか「もっと論理的に考えていかなきゃ」といった、「INTPらしさ」に囚われる必要はないと思う。
実際、MBTIの記事を書いている自分自身も、それぞれのタイプの典型的な性質から推測される特徴を書いているだけなので。
例えば、大阪の人たちにはお笑いが好きという文化的傾向があるかもしれない。だからといって、大阪出身のAさんが必ずお笑いが好きでないといけない理由はない。うまく言えないが、そんな感じ。
「私はINTPだから、もっとINTPらしくしなくちゃ」ではなく「INTPなんだ。でもISTPっぽいとこもあるし、INFPっぽくもたまになるし、まぁその三つの中間くらいなんだろうなー」くらいに考えておくのが丁度いい。
人生にはMBTIタイプを熟考するより大切なことがもっとある。ユングのタイプ論を信じる人にとっては違うのかもしれないが、少なくとも私の中ではMBTIはエンタメの一種。
しかし、人の内面を推し量るためのぼんやりとした枠組みにはなる
先ほどの意見と少し矛盾するように感じるかもしれないが、他人と接するときのぼんやりとした枠組みとしては、MBTIはすごく役に立つ。
なぜなら、4つの文字×2パターン(2×2×2×2=16)という、極めて分かりやすい構造をしており、それぞれのパーツを分解して考えることが可能だからだ。
例えば、初対面の人に会ったとき、「僕はちょっと物事を考えずに発言しちゃうところがあるんですよね!(大声)」みたいなことを相手が言ったとする。この時点で、この人は外向型の可能性が高いと推測される。
さらに「中高ではずっとアメフトをやってました!体を動かすのが好きなんすよ!(大声)」と言われたら、ほぼほぼE型だろうな、となる。
常に大声で話す×考えずに発言することが多い×チームスポーツが好き、というのがその根拠だ。
もっと言うと、S型の可能性も高い。N型はどちらかというと抽象的なことに興味を持つからだ。中高の部活という、学生生活の大半を費やすものに、自分の興味と異なるものを選ぶ可能性は低い。
これだけの会話で、ESxxまで絞ることができる。(ただし、本人が何らかの理由で嘘をついている場合を除く)もっと話していけば、さらに確度の高いデータを得て、何となくのタイプを推測することができる。
タイプが推測できると、その人の価値観がもまた推測できる。
例えば、内向的思考(Ti)を大切にする人は「論理的な一貫性がある人」を評価しやすい。外向的感情を(Fe)大事にする人は「その場の調和を大事にする人」を評価しやすい。
逆にいうと、それらが劣等機能にある人は、その要素を重視しない。
つまりタイプが分かれば、その人が何を気にして、何を気にしないかが、ぼんやりと見えてくる。
例えばINTPは、内向的思考が主機能で外向的感情が劣等機能なので、「論理的な一貫性がある人に一目置くが、その代わり、調和をぶち壊す人をそんなに気にしない(気付けない)」し、ESFJはその逆なので「調和を保てる人に一目置くが、論理的な一貫性をそこまで気にしない(気付けない)」。よって、この二人は合わない。なぜなら、片方が大切だと思ってるものを相手は気にしないし、片方がどうでもいいと思っている事を、相手が気にしすぎているからだ。
そういった「なんとなく、この人とはこう接していけばいいんじゃないかなぁ」という指標になるものとしては、MBTIはとても優秀なツールだと思っている。
究極のところ、楽しめればなんでもOK
ここまで2つの考えを書いたけれど、究極的には「なんか面白っ!」と思えるかどうかが全てだといえる。
そう思えるなら、もっとMBTIについて深掘りすればいいし、そう思えないなら、わざわざ学ぶ必要もない。
MBTIには、理論的な面、実用的な面、エンタメ的な面があると個人的に思っているが、私の場合、エンタメ≧実用>理論という感じ。
あとがき
以上、MBTIに関して個人的に思うこと3つでした。読んで頂き、ありがとうございます。ためになったなと思ったら「スキ」を押して頂ければ励みになります。
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