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MBTIをハンターハンターの念能力に当てはめてみた

MBTIをハンターハンターの念能力に当てはめてみる試み。


はじめに

念能力の特徴は以下の通り。

そしてヒソカによると、各念能力の持ち主は、以下のような性格傾向があるとのこと。

これらを前提に、MBTIの各タイプがどの念能力に当たるか考えてみたい。

ESTJ

強化系
外的思考で全てを整理し、その合間に内的感覚で周囲にあるものを感じとるけど、基本的には主機能の外的思考でゴリ押しするイメージが強い。

ESTJっぽい念能力のイメージ
ウヴォーギンのようなパワー100%全振りタイプ。殴る蹴るといったシンプルな打撃がとにかく強い。外向的思考+内向的感覚の組み合わせで、確実性の高い技を連発し、ごり押しで勝つスタイル。接近戦では最強。

ENTJ

特質系
ヒソカの診断によると、特質系は「個人主義、カリスマ性」があるらしいため。ENTJは外向型のわりに個人主義なところがあるし、天性のリーダー気質があってカリスマ的。よって分かりやすい特質系。

ENTJっぽい念能力のイメージ
一風変わった武器を使って戦いそう。例えば、水晶玉から炎や雷を出して攻撃したり、モーニングスターを使ってトゲトゲの部分は強化系で攻撃力を増して、鎖の部分は操作系で自由自在に動かす、といったような。見たことない念能力だけれど、戦闘力に特化した相手とも互角に戦えるようなものが似合う。

ESTP

放出系
「大雑把だけど情に厚い」とは、まさにMBTI界のヤクザことESTPのことではないか、と思うので。「細けぇこたぁいいんだよ!行くぞ!」的なセリフが似合うのはESTPだけ。第一機能が外的感覚で、刺激を求めて外の世界に出たがるあたりも放出系っぽい。

ESTPっぽい念能力のイメージ
かめはめ波系の技全般。とにかく体の内にある念を全部、外側にぶちまけてそれで攻撃する、みたいな技全般。一発の威力はすごいのだが、体内の念を一気に放出した場合、それが相手に命中するかどうかの勝負になりがち。短期決戦型。

ENTP

分かりやすい変化系
冒頭の図の考案者であるヒソカ自体がENTPなことからも明らか。議論を吹っかけるのが好き、場を楽しませるためなら嘘もいとわない。まさに変化系の「きまぐれで嘘つき」にピッタリ当てはまるタイプ。

ENTPっぽい念能力のイメージ
とにかく相手の意表を突くような感じの能力が似合う。例えば、瞬間移動的な技や、手品みたいな技。とここまで書きながら、それってキルアの神速やヒソカのドッキリテクスチャーそのまんまじゃないか、と気づいた。とにかく、相手の予想や想像を裏切るような能力全般。

ESFJ

あえて言うとすれば強化系
いまいち、これといったタイプが思いつかない。
というのも、ESFJは良くも悪くも「肝っ玉かあさん」的なイメージが個人的に強いからだ。なんとなく「肝っ玉かあさん」と「念能力」というイメージが結びつかない。さらに言うと、第一機能の外的感情は、みんなと一緒に楽しく過ごす能力なので、ハンターのような特殊な仕事っぽさがあまりない。

ESFJっぽい念能力のイメージ
味方の能力を一時的に高める、味方のやる気を鼓舞するなど、サポーターとして周囲を強化する能力。後方支援型。前線で戦う場合も、主力メンバーが必殺技を相手に決めた後で、さらに相手の足に追撃を加えて動けなくする、といった二番手ポジション。

ENFJ

判定が難しい
まず変化系ではない。嘘でまどわせるような事をしなそうだからだ。具現化系のような神経質なタイプかと言われると、それも少し違和感がある。放出系と操作系の中間くらいが個人的にはしっくりくる。

ENFJっぽい念能力のイメージ
念を味方に飛ばし続けることで、みんなを自分と同じ信念や目標に導いていく、いわば放出と操作の中間のような能力。指揮官やまとめ役に特化した能力。

ESFP

放出系
ESFJはいまいちイメージできなかったのに、ESFPは即答できた。なぜなら、ESFPの第一機能である外的感覚が、ESFPをスリルに満ちた冒険にかりたてるため、ハンター感があるからだろう。外向的感覚を主機能か第二機能に持つタイプは、ハンター適性がかなり高いと思われる。

ESFPっぽい念能力のイメージ
楽しげな能力全般。謎の宝箱が出てきて中からビックリするようなことが起きる、とか。他には、念によるオーラを放出して味方の傷を癒すサポーターとしての能力など。能力自体はそこまで強くないが、人望があるため何だかんだで生き残ったり頭角を現すタイプ。

ENFP

あえて言うなら特質系
外向型だけど、自分の世界を割と強固に持っており、不思議な雰囲気を持つあたりが妙にカリスマ性があるので。放出、具現化にも適性がありそう。

ENFPっぽい念能力のイメージ
召喚獣と一緒に戦うとか、未来を予知するとか、他のタイプとは一味違う、どこかファンタジーの匂いがする能力が似合う。

ISTJ

強化系
第一機能が内的感覚で、第二機能が外的思考なあたり、あまり目立ちはしないけれど、堅実に強さを発揮する能力の持ち主だと予想される。だとすれば、やはり強化系が妥当なところだと思う。一番特質系から遠い存在という意味でも、分かりやすく強化系。

ISTJっぽい念能力のイメージ
剣や盾といった重装備+念能力による武具や身体能力の強化で手堅く勝つタイプ。王道的な戦い方を得意とし、実際に勝率も高いが、特質系のような変わった能力が相手だと弱い。

INTJ

特質系
後天的に特質系に変化しやすい2つのタイプの操作系の「理屈屋でマイペース」という性格、具現化系の「神経質で几帳面」という性格に共に当てはまり、また特質系の「カリスマ性、個人主義」にも見事に当てはまるため。ただ、頭で考える傾向が強いため、カリスマ性重視の特質よりは、操作・具現化のどちらか寄りだとも思う。

INTJっぽい念能力のイメージ
どんな念能力にするか計画し、頭の中で理論を組み立て、イメージ化し、自分の考えた通りの念能力を生み出しそう。単純な戦闘力では他のタイプに劣るが、特殊能力的なものでそれをカバーするイメージ。(ある条件を満たせば強制的に勝利する的な)

ISTP

操作系
理屈屋でマイペースというのが当てはまると感じたため。しかし特質系に変化するタイプではなさそう。もしハンターハンターの世界が現実にあったら、一番ハンター適性があり、実際のハンターにも多い性格タイプではないかと思う。(ハンターは秘密裏に動いたり、一人でミッションに当たる機会が多く、かつ遺跡の探索や未開地域の調査などの危険な仕事があり、ISTPの得意な内的思考、外的感覚が役立つ場面が多いため)

ISTPっぽい念能力のイメージ
人ではなくモノを操作して、相手を攻撃するイメージ。ナイフを遠隔操作する、みたいな。他には、念で作った結界に相手が入ってしまうと一定時間身動きできなくなる、といった妨害工作的な念能力も似合う。あまり敵に回したくないタイプ。

INTP

操作系
「理屈屋でマイペース」そのものの性格だからだ。しかし同じ操作系でもINTPはISTPとは違い、あまり前線には出ていかないタイプ。むしろ後方で、参謀的な立ち回りをすることが多いのではないかと思われる。よって、あまり念能力を駆使して誰かと戦う場面も少ないのではないか。

INTPっぽい念能力のイメージ
敵を操作し、相手側の機密情報を入手する。動物や昆虫などを操作し、敵のアジトにカメラや工作を仕掛ける。とにかく、「相手の情報」を抜き取る事に特化したイメージ。

ISFJ

具現化系
性格に細やかさがあるタイプなので、それを神経質と捉えるなら、この系統になるのではにあか。他のタイプにはない繊細さを活かした能力を得意とする可能性が高い。戦闘要員というよりは戦闘補助や、後方支援の要因として活躍する。

ISFJっぽい念能力のイメージ
具現化した治癒の杖で、味方の傷を癒す。敵が入ってこれないような休憩所を具現化する、など。

INFJ

特質系
恐らく一番特質系らしい特質系。なぜなら、INFJ=教祖タイプというレッテルが貼られるほどのカリスマ性(=内向直感と外向感情の合わせ技)の持ち主だから。

INFJっぽい念能力のイメージ
特殊な能力で唯一無二の活躍をしそう。例えば、重力を操る能力や、人の記憶を一時的に借りる能力など。基本的には戦闘要員というよりは、後方支援系や参謀系だが、能力次第では戦闘要員にもなりうるという感じ。人によって大きく適性が変わるタイプ。

ISFP

具現化系
ISFPは戦ったり、大金を狙うようなことをあまり好まない温厚なイメージがあるので、ハンターを目指す人の数自体も少なそう。しかし、それでもハンターになった数少ないISFPたちはその分、仕事に対する思い入れも強く、実力者揃いになりそう。第二機能に外向的感覚があるので、実はハンター適性が高い。

ISFPっぽい念能力のイメージ
念入りにイメージして具現化した理想の武器を使って戦う。そもそもの攻撃力が高かったり、技のバリエーションが豊富だったり、毒などの特殊効果があったりして、シンプルに戦闘力が強いタイプ。雑魚キャラだと思って舐めてたら強キャラだった、の典型。

INFP

具現化系
ISFPと同じで、そこまでハンターを目指す人の数自体は多くないものの、それでもあえてハンターになるような人はものすごい情熱を持っていることが多そう。意外と万能にどんな仕事もこなすタイプ。ただし大器晩成型でバランサーに育つまで時間がかかる。

INFPっぽい念能力のイメージ
ENFPと同じく、ファンタジー要素のある能力が似合う。具現化した召喚獣とともに戦う、具現化した杖で魔法を放つ、など。

分類してみて気付いたこと

・外向的感覚を主機能・第二機能に持つタイプ(ESTP/ESFP/ISTP/ISFP)は、スリルを求めてどこかへ旅立つのが好きなので、そもそものハンター適性が高い。実際にハンター試験があったら、受験者はこれらのタイプ(特に戦略を練ることを得意とする内向的思考も持ちあわせているESTPとISTP)が多数を占めると思われる。ハンターハンターの登場人物を見てみても、ISTP率が高いような気がする。恐らく原作者の冨樫氏もISTP。
・逆に、外向的感覚が第四機能にあるタイプ(INTJ/INFJ)は、あまりハンターを目指さない気がする。ちなみに私の予想ではクラピカとクロロはINFJなので、わりとハンター業界では珍しいタイプかと思われる。
・強化系はみんなxSxJ。(ESTJ/ESFJ/ISTJ)
・具現化系はみんなIxFx。(ISFJ/ISFP/INFP)
・放出系はみんなE型。(ESTP/ESFP/ENFJ)
・特質系はみんなN型。(ENTJ/ENFP/INTJ/INFJ)

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