見出し画像

俺たちの由紀彦、長崎の由紀彦

2014年 11月 06日
Vファーレン長崎のキャプテン佐藤由紀彦選手の今シーズン終了後の引退が発表された。
由紀彦選手のオフシャルブログ では心に沁みる文章で引退報告が書かれていた。

あの佐藤由紀彦がVファーレン長崎にいる!
佐藤由紀彦のプレーが身近で見られる!
それだけでVファーレン長崎の応援を決めた。
彼の存在でVファーレン長崎というチームが本気でJリーグ入りを目指しているのだということを確信した。
由紀彦が引っ張るチームなら本気のはず。このチームは必ずJ2に上がる。
どのチームにいてもいつも凛とした覚悟のようなものを感じさせる選手だったし、彼の言葉は、ハッとさせられるような本質的な重みを持っている。

「J2は魂が磨かれる場所」という佐藤由紀彦の言葉は日本サッカー界で後世に残る名言だと思っている。

佐藤由紀彦の存在はVファーレン長崎を精神的に高める哲学だったと思う。
自己のなかでもがき戦い続けて、そこから一つの覚悟を決めた人なのだろう
いつだったかVファーレン長崎担当記者の藤原氏が「佐藤由紀彦選手は研ぎすまされた一振りの刀のようだ」と表現されていた。
そうでありながら、彼の笑顔や自然体は春風のように穏やかで優しい。
その在り方はそのまま、地味なハードワークが信条のチームでありながら、少年のような爽やかさを感じさせるVファーレン長崎のイメージとつながる。

渡り歩いた各チームのサポーターから「俺たちの由紀彦」とリスペクトされてきた佐藤由紀彦選手だが、長崎での選手生活が一番長いらしい。

「長崎の由紀彦」、長崎の10番を背負ってくれてありがとう
由紀彦さん、ファンとして最後の最後までもがきがんばる姿を見届けるね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?