見出し画像

届いたかな、10番ゲーフラに託した気持ち

記事の初公開日:2014年 11月 17日

15日の佐藤由紀彦選手の引退セレモニーで10番のゲーフラを掲げてくださったみなさん、ありがとうございました。

きっかけは、私が由紀彦ファンということで「15日はメイン側で一緒にゲーフラ揚げませんか」というひろみさんからのお誘いだった。いつもはバックスタンドやゴール裏の由紀彦ファンもメインに集まって由紀彦選手に一番目につくところから分かりやすい応援をしようという提案。ゲーフラ揚げるのが一番わかりやすいということで、セレモニーの日のためのゲーフラ作りに燃えました。きっとみんなそうだったと思う。
個人的に声をかけるのは限度があるので、twitterで呼びかけたし、できるだけたくさんのゲーフラがあがるといいなと思いblogでもお願いしました。

当日はメイン側に集まるためシーズンパスからAカテゴリーへのランクアップ。集まったみんなが余分に作ってきたゲーフラやボードを周囲の方々に揚げていただくようにお願いしたら、みなさん気持ちよく引き受けてくださった。本当にありがとうございました。
この日メインには、たくさんの由紀彦ファンが集まっていた。いつもゴール裏のバンディエーラの中で飛び跳ねている彼女達、毎回見かける私より年上のおばさま、もちろん観戦仲間のSさんも一緒で、いつものようにかわいい手作りフェルトゲーフラとメッセージボード持参。メイン通路で見かけた男性はなんと由紀彦選手がFマリノス時代の7番ユニを着ていた。こんな人に会えるのは本当に嬉しい。前から知っていたら昔の由紀彦選手のプレーなどじっくり語りかたりあえたのになあ。

ウルトラのコールリーダーさんから、ゴール裏はコレオを揚げるからゲーフラはその後にして欲しいと言われたのでそれを優先することにしてコレオが揚がったのを確認してメインに集まったファンが10番ゲーフラを揚げた。どんなに見えたんだろう?残念ながら自分たちには見えないものね、こればかりは。
今シーズン初めてベンチ入りした由紀彦選手がピッチに立つ瞬間を期待して精一杯チャントを歌い、拍手をしてチームを鼓舞したが、3枚目の交代は由紀彦選手じゃなかった。瞬間、緊張の糸が切れ周りからため息が漏れた。それでも気を取り直して最後まで応援には手を抜かなかった。
プレーする由紀彦選手は見られなかったが、素晴らしいセレモニーになるようにとみんな10番ゲーフラを揚げ続けて「ありがとう」の気持ちを伝えた。涙を浮かべながらゲーフラを揚げるあの人、この人…。一人の提案から急遽集まった10番ゲーフラグループだったが、みんな本当によく頑張った。ゴール裏サポーターと共に写真を取る由紀彦選手たちをメイン側から眺めながらひろみさんが「こっちでも写真とってくれないかな」とつぶやいたのが印象に残っている。早朝からバックスタンド3階正面に「佐藤由紀彦」の紺色の幕を張った彼女の熱意を知っている人は少ない。

闘い済んで日が暮れて…、いつものヴィヴィくん出待ちエリアでサポーター手芸部・工作部(非公式非公認勝手連)仲間と出会って、誰が言い出したのかお手製10番ゲーフラお披露目会緊急開催。今日1日のためにそれぞれが得意の方法で手作りした10番ゲーフラを階段に並べてほめ合って、集合写真パチリ!
これらのゲーフラはもう登場することはない。由紀彦選手に最後のサインをもらった私のゲーフラも、10番ユニフォームや注文した引退記念Tシャツとともに眠りにつく。佐藤由紀彦選手の存在を知ったときから始まったVファーレン長崎への思い入れも、気に入りの選手達が去りその土台となってきた佐藤由紀彦選手が去ることで私の中で一区切りとなる。来シーズンはまた新たに思い入れのよりどころを探すことになる。

つくづくこの1週間のがんばりはなんだったんだろうと不思議に思う。一人の選手への感謝の気持ちに突き動かされて突っ走った1週間が慌ただしく終わって、JR諌早駅で帰りの「かもめ」を待っていたそのとき、神様はほほえんでくれたね。この日のためにわざわざ東京から駆け付けた由紀彦選手のデビュー当時からのサポーター女性と出会った。長崎までの約20分間、長崎以前の由紀彦選手のことを語り合えた。
至福の20分間、神様ありがと!
そして、もう一度、10番ゲーフラ揚げてくださったみなさんありがとうございました。

そうそう、俊輔サポ仲間にご報告があります。
京都サンガは後半途中から比嘉君出してきました。
がっしりした身体になっていました。元気なプレーで時折マリーシア発揮してましたが、認めてもらえずでした。
比嘉君から俊輔MVPタオマフにサイン貰おうと企てていましたがセレモニーがあったため比嘉君が出てくる時間に間に合わずミッション失敗に終わりました。
タグ:


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?