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はじめまして。

きちんとしたご挨拶をしていなかったな、と思って。

皆様、改めましてですが、はじめまして。

Novelize-ノベライズ-と申します。

少しだけ、Novelize、というよりNovelizeを作った中の人の生い立ちや気持ちを書こうと思います。

Novelizeはその言葉通り、物語を示唆して名付けました。
私は、モノづくりの学校とか、デザインの勉強とか、そういったものは一切してこなくて
学校では文学を勉強し、短歌を作ったり論文を書いたり考察したり、本を読んだりして過ごし
小学校からものがたりを書くことが好きだった私は
大学卒業後、小説の専門学校へ入学しました。

小さい賞を、幾つかいただきました。
作品集という形で、他の方とのオムニバスで出版も2回ほどさせていただきました。
誇れるようなものはまだ出来ていませんが
毎日、学校の課題や創作で物語を書いていくたび
”日常にあふれている すべてが物語へなり得る”
その素晴らしさに、私は毎日目を、心をときめかせていました。

やがて時間が移ろい、アパレルで大好きなブランドの販売をする仕事につきました。
その研修で教えてもらったのは
”お客様に提案し、選んでいただく”楽しさや大切さです。

お買い物って楽しい。
どうせなら、必要に応じて買うのではなくて好きなものに囲まれてほしい。
そうしたら毎日が楽しくなるから。

家庭の事情で転職をし、不動産賃貸業に就職しました。
そこで任されたのは、住宅(アパートやマンション)の内装を決めるお仕事でした。
幸い自由な会社だったので、予算の範囲内であれば少しの遊び心は許してもらえました。
一部屋を土間に改装して、クローゼットの取っ手をスパナや金槌など工具のデザインに変えてみたり
一見普通のお部屋でも、押入れを開くとそこには可愛い北欧スタイルの壁紙が貼ってあったり
夜電気をつけると、エンボス加工の天井の壁紙に陰影がついて、クラシカルな花畑が広がったり…

そんなお部屋に住んだ人には、家族には、どんな会話が待ってるだろう
何でもないクローゼットも、開くと途端にフランスのキュートなお部屋のようになって
1人ファッションショーをしてくれたりしてるかな…

そうして、気が付いたら
なんの縁か、今度は私がレースで編んだお花を作る人になっていました。
(このお話は、またこんどじっくり)
でも、小説を書いていた私も、服をご紹介していた私も、家を作っていた私も
全てが繋がっていて
表現の方法が違うだけで、同じことをしているんだと思います。

私が作るお花を身に着けた方には、どんな物語が待っているのかな?

そんな風に想いながら、私は作品を作っています。
そして、選んでいただきたい。
沢山の中から選び取った、あなたが手にしたそのお花が
一体どんな物語に繋がっていくのか。

私は感じたいんです。
私は作り手であること。
物語を紡いでいること。
そして、誰かの物語の一部であること。
その物語が、優しく温かく、時に刺激的で、でも最終的には笑っちゃうような。
そんなそんな物語であるように。

Novelizeというブランド名に、想いを込めて。
沢山の中からNovelizeを選んでくださった皆様に、愛と感謝と沢山のものがたりを。

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