【本のまとめ】Webディレクションの新標準ルール

こんにちは。ながりなです。

今までDropbox Paper を勉強ノートとして利用していたのですが、容量がいっぱいになってしったため(そんなに量ないのになぜ…?)、こちらに本のまとめなど、勉強したことを投稿していくことにしました。(やっぱりnoteは書きやすいし、読みやすい!行間を調整したいとは思うけど…💦)

あくまで個人的なメモであり、人に読んでもらおうと思って書いていないため、悪しからず~~

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Webディレクションの新標準ルール

Webディレクターの役割はプロジェクトマネジメント

プロジェクトマネジメントとは?
プロジェクトをゴールに導くための継続的な場の構築

ディレクターが担う6つのマネジメント

①スコープ
成果物、作業範囲、優先事項を決定する。
②コスト
予算、工数、時間を明確にし、コストの整合性を確保する。
③HR
クライアントを含めたプロジェクトメンバー全員の役割を定義する。
④コミュニケーション(顧客折衝)
コンセンサスを得る、ミーティングの設定など。
⑤リスク
どのようなリスクがあるのかを事前に想定し、その対策を検討・手配する。
⑥クオリティ
成果物の完成度を設定し、それを達成する。

新しい時代のWebディレクター像

・制作予算と工数の兼ね合いを取りつつ、専門職を活用して納期までに顧客の納得できる成果物を納品する。
・ユーザー視点で成果物をチェックし、違和感のある箇所は必ず質問や修正依頼を出す。
・トレンドを押さえ、積極的に企画提案していく。

目的を明確にする

・何のためのサイトなのか?
・Webで解決したい問題とは何なのか?
・会社としてサイトで何を実現しなければならないか?
・将来的に何を行わなけれればならないか?
・何のためのキャンペーン?
・何のためにユーザーはSNSアカウントをフォローするのか?

キックオフミーティングの目的

①ミッションやゴールの認識を合わせる
②メンバー全員が共有すべき情報をすべて確認する
③確定事項と未確定事項を明確にする
④不確定要素からリスクを洗い出す

RFP(Request For Proposal:提案依頼書)とは?
→要件などをまとめたシステム仕様書(クライアントが用意する)

UXを可視化する3つの方法

ペルソナ

ペルソナを共有するメリット
・ユーザーの共感ポイントが明確になる
・ユーザー視点で意思決定できるようになる
・関係者間で共通の認識を持ちやすくなる

ペルソナの作り方
①設定項目を考える
②ターゲットに関する情報を集める
③データを分類する
④ペルソナ化する

カスタマージャーニーマップ

カスタマージャーニーとは?
→製品やサービス、Webサイトなど「ユーザーの体験全体」を指す言葉
カスタジャーニーマップは、目指すUXを可視化して共有できる、サービス全体のデザインを考えるツール

作成時に意識するポイント
・ペルソナの行動を仮説として組み立てる
・ユーザーと商品の接点

ユーザーシナリオ

ユーザーシナリオとは?
ペルソナが実行に移すストーリーのこと

含めると良い項目
・Webサイト、サービスのユーザーに対する目標
・ペルソナのニーズ・行動
・ペルソナの環境(利用シーン)
・その行動をとるときのペルソナの心理状態
・利用に影響を与えている外的要因

UXづくり5つのポイント

1.ユーザーストーリーを作る
2.興味を作る
3.興味を持続させる
4.本能を利用する
5.ポジティブな心理状態

提案書を作る際のポイント

提案書の役割と目的を果たすポイント
①提案先の現状や課題を踏まえた、相手に最適された企画内容であること
②問題解決のため、提案内容がいかに魅力的で合理的なものであるかを伝えられるものであること

提案書の基本的な構成
1.要望、問題点(課題)
2.課題解決のための施策
3.提供する(実施する)解決策
4.成果目標
5.スケジュール、体制、予算
6.留意事項(補足)

要件定義書への落とし込み

要件定義とは?
→発注者の与件や要望をあきらかにし、リソースとのバランスを考慮した上で、目的を達成するために何をすべきかを明文化すること

要件定義のポイント
・何を解決するためのものなのか
・優先度をつける
・納期の認識

要件定義の進め方
①意見を引き出し、記録に残す
②仮説を立て、解決策も決める
③要件定義書にまとめる

ディレクションするために必要なドキュメント

・コンセプトシート
・機能要件
・サイト遷移図
・ディレクトリマップ
・画面設計書
・制作ガイドライン(デザイン、コーディング)
・検証シート
・ファイルリスト
・機能設計書
・システム構築図
・サーバー構成
・データベース設計書

ドキュメントの品質管理

①すべての情報を記載する
 口頭やチャット、メールでやり取りされた内容もドキュメントに反映
②最新の状態を維持する
③更新履歴を記載する
 日付と内容を更新し、メンバーに通知する
④全体の整合性を保つ
 更新の際には矛盾が生じていないか確認

制作設計フローと成果物

①要件定義
②フロー図作成
③ワイヤーフレーム作成
④詳細要素の作成
⑤システム構成図作成
⑥サーバー構成図
⑦ガイドライン策定
⑧プロトタイピングツールでの確認と改善

リスクマネジメントの4つの対策

1.回避
2.転換
3.軽減
4.受容

マイルストーン設定に必要なポイント

①期限の設定
 2~4習慣くらいの期間で完了可能な範囲で決める
②タスクの設定
 可能な限り具体的なタスクを細かく分割して作成
③担当者の選定
 誰が担当するのかを明確にする

制作ガイドライン

・Webサイトの目的
・サイト構造/ディレクトリ構成
・アクセシビリティ/ユーザビリティ/SEO指針
・ビジュアルデザインの基本方針
・コーディング全般
・ページタイトルやURL
・文言の統一
・スタイルガイド



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