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アジア旅の記憶

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世界中を旅しているように見えて、実は内心は孤独で不安になる瞬間がある。ポジティブな一面だけでなく、リアルな旅の経験を共有します。
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2018年7月の記事一覧

【インド】デリーからジャイサルメールまで寝台列車で17時間|インドの列車は面白い!

私は”ジャイサルメール”という、インド北西部にあるタール砂漠西端の街にいる。 ジャイサルメールの印象は、砂漠の中にある砂の街。乾いていて、暑い。 建物はサンドストーン(砂岩)でできていて、土色。所々に緑もある。土色と緑と広い空を見ていると心がだんだん穏やかになってくる。 人も牛ものんびりとしていて、ゆっくりとした時の流れに身を置くことができる街だ。 ホステルに着くなりオーナーがまずはチャイだといってチャイを出してくれた。 No chai no lifeになりつつある(笑

【インド】旅で出会う人は微笑んでいる|南アジア女子ひとり旅。インド旅行への準備や心構えは?

「旅」のひとつの醍醐味は──。家族や友人、日々の大事な人がいつも笑顔で送り出してくれること。本当に大事にされていると、感じることができます。 2017年秋から2ヶ月のインドひとり旅に出た、ゆうきさんの「世界で笑顔が広がる」紀行文。 今回は、インドの夜行列車に乗り、「砂の城」ジャイサルメールに ”トクベツなラッシー”を探しに行ったお話を、シリーズでお届けします。 旅のはじまり5日後には私はデリーにいる。え、もう? いきたい場所に行ける楽しみと、今は、行く前の準備をひたすらこ