居心地の悪さは成長の種なのかもしれない。
新しい部署に異動して数日経った。
日々感じているのは「居心地の悪さ」
何もそれは部署のメンバーが合わないとか、話しかけても無視されるとか、前の席の人が消しゴムのカスを投げてくる、とかそういうことではない。全くない。
感じている居心地の悪さは「今までの自分では対応できない」ということをひしひしと感じていることから生まれている。
今でやっていた仕事とは全く違う内容だし、これから求められる業務をするにあたっては身に付けないといけないスキルや、勉強しないといけないことがたくさんある。そして何より自分がビジネスマンとしてまだまだであること、人間のして伸ばさないといけないことがたくさんあることをここ最近痛感していたので、焦りに似た「居心地の悪さ」である。
ただ、この「居心地の悪さ」を僕はポジティブに考えている。
居心地が悪いということは、そこに「成長しないといけないこと」があるからだ。
つまり「居心地に悪さ」は自分が成長しないといけない、もしくは成長できるポイントの一歩前で感じる感覚なのだと思う。
その反対に居心地が良い環境にいる時は、一見安定しているように感じるが、その瞬間から成長が止まっていて危険な状況なのだと思う。
今回は人事異動による部署異動ということで、半強制的に居心地の悪い環境に身を置くことができたが、普段も意識的に居心地の悪さを作ることが加速的な成長につながる。
例えば、普段会っている担当者の上の層の人にアポイントをとって、少し難しい商談の機会を作るとかだ。
何も仕事だけでない。
普段は居酒屋しか行かない人が、一人でお洒落なbarに入ってみるとか、普段着ないブランドのお店に入ってみる、新しい習い事を初めてみる、大学の学食に食べに行ってみるなんてのもいいだろう。
「居心地の悪い場所」に身を置くことで、これまで出会ってなかった「新しい自分」に出会うことができるかもしれない。
居心地が悪い場所を探して行こう。
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