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放電日和

日々暮らしていく中で、

人、物、環境、天候等の事象により、

望んでいたリズムやテンポが崩れる事がある。

されど、暮らしやサイクルは待ってくれないので、

崩れた中でも日々の諸々を進めていかなきゃいかない。

そんな時に溜め込んだ不満やストレスを放出すべく、

よく1人で公園に向かい、

好きなものを食べたり飲んだりして、

何も気にせずに思い思いに過ごす。

その行為を所謂『放電』と位置付けて意識的に行う。

放電中の空気は毎日の暮らしの中で感じるそれとはまた異なり、

気持ち次第考え方次第で、

雨風や陽光を糧にその場で生きる植物の様に、

その時その場所その瞬間と一体になる事が出来る。

そうした思いの中でいつの間に、

脳から身体から心から蓄電された不純物が放たれてる様な、

そんな心持ちになるのだ。

日々の暮らしのサイクルに戻るために、

日々の暮らしのサイクルから途中下車して、

日々の暮らしで溜め込んだ物を放電して、

日々の暮らしに帰る、そんな日々。

その先の平穏へ、向かう。そんな術の一つである。

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