碁盤斬り(ネタバレ少し)
🎵5番街へいった〜ならば
マリーの家に行き〜
どんな暮らししているのかぁ…🎵
しばらく留守にしていた
帰ってきてからすぐまた博多にむかった
一年ぶりの志の輔師匠の高座
演目は「柳田格之進」
ざっくりこんな噺だ
以前仕官していた清貧の浪人
高潔な振る舞いが邪魔をして仕官が未だ叶わない
ある事でネコババの汚名をきた浪人
浪人ながらに汚名を着ては主家に面目たたぬと切腹を画すも娘からはならぬ!汚名を雪げと懇願される
のちに格之進、疑い晴れるも濡れ衣を着せた店の主人と番頭を一太刀のもと切らんとするが、、、
こちら、現在封切り中の「碁盤斬り」の元ネタだ
草彅さん主演のこの映画
志の輔師匠からも噺の展開も全く別物なので見てほしいと締められた
「柳田格之進」はわたしの好きなタイプの世話ものなので
後半はしーんと物音ひとつしない緊張感の高い高座が続いた
大落ちに向けて観客は涙をいっぱいためさせられる
大落ちで緊張溶けてポロリとこぼれる
おそらくひとネタ1時間を優に超える大ネタだった
このネタ、わたしは初めて聴いた
格之進の、娘の、その怒りをどこにぶつけたらよいのか??
アンガーマネジメントなんてものは所詮机上の空論
自分のなかで腑に落ちるとか納得出来るなんてことがないと普通はおさまらぬ
それゆえか死刑廃止もままならないお国がら
死をもって怒りを雪ぐ国民性なのか?
しかしながら一方で、この国の人々はアンガーマネジメントが不思議に上手だ
時の為政者(お代官様)が失政しても
どうかすると最初から怒りもしない
トリガー条項もそのまま
復興税も森林なんとか税とかいう名前に付け替えて月1000円を維持という財務省偏重
森林なんとか税だけで今年40000円の定額減税はすでに差し引けば28000円の実効性しかないことになる
もっともマスコミも含めてだれも定額減税さえ話題にしなくなってきた
円高すすめばさらにガソリン価格、燃料価格に飛び火だ
食料品価格も上がり放題
オリンピックですよ!と言われれば
ニコニコ毎晩テレビを観て
そんなこんなでも
日本人は未だ怒らずニコニコ納税だ
もともと日本にはアンガーマネジメントなんて不要なのかもね^_^
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