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ドットツリーに入るときに思ったこと

ドットツリーへの入居は
5年前の2016/3/19。
ドットツリーの話しを初めて聞いたのは、
その前の年、2015年の夏ごろ(らしい)
過去スケジュールを調べたら、
オーナーと初めて会ったのが2015/9/14の夜。
たしか、9IZUだったと思う。
 
もともとは、当社の社員さんがドットツリーの話しを聞いてきた。
社員さんは、(おそらく入居することはないだろう)
と思いつつも、一応報告したということだろう。
 
私は、話しを聞いて実は結構興味があった。
おもしろそうだな~
ちょっとかかわってみたいな~
そんな感じ。
 
いまでこそ、シェアオフィスはたくさんあるし、
コワーキング・スペース、ワーケーション施設など
いろんなものができている。
その価値も、多くの人が認めるところだろう。
しかし当時は、創業支援施設としての
インキュベートくらいだった。
ドットツリーの話しをおもしろいとは思ったが、
本当に、のっかって大丈夫なのか?
という不安も大きかった。
 
その時、こんなことを考えたんです。
ドットツリーは2年契約。
その間の家賃が約250万円。
もし、ドットツリーに入居して、
これが何の役に立たなかったとしたら、
250万の損失。
確かにデカい。
めちゃめちゃ痛い。
しかし、それで会社がつぶれるか?
取り返しのつかないことになるか?
そう考えると、なんとか支えられるのではないか?
まったく効果がなかったとして、
250万円の損失。
これを許容できるなら
乗っかってみる価値はあるのではないか?
 
うまくいけば、250万円の何倍もの効果があるかもしれない。
そんなことを考えながら、詳しいことを聞こうと
オーナーとアポを取りました。
 
私は詳しいことを聞くためのアポを取って
ドットツリーのオーナーと話しをした。
した・・・つもりだった。
しかし、あちらは、どうやら面接だったらしい。
相手のお眼鏡にかなわなければ、
こちらがいくら希望をしてもドットツリーには入居もできない。
こわいこわい(笑)
 
幸いにして、面白いやつだと思ってもらえたようで
オーナーのOKももらえ、
私も、入居したいと希望を伝えた。
 
結果的には、その判断は良かったようです。
ドットツリーに入ったことが、
そのあとのいろんなことにつながっている。
 
実はドットツリーに入居を決めた時期は、
リーマンショック以降の、どん底の3年間の真っただ中だった。
リーマンショックの年に、多額の赤字を計上したが、
それを上回る赤字を計上していた3年間だった。
つまり、まったくお金がない時期だった。
 
250万がなくなったところで、会社はつぶれない、
許容ができるとドットツリーに入居したと普段よく言っているが、
本当にムダ金になっていたら、
もしかするとつぶれていたかもしれない。
実は、そんな時期だった。
社員さんにも、その苦しさは伝わっていたと思う。
ドットツリーに入居すること自体、
内心、疑問に思っていたかもしれない。
こんな時期に、なぜサテライトオフィスなんだ、と。
それでも、いままでついてきてくれている。
それどころか、何人もの新しいメンバーが加わった。
会社の転機になった、大きな大きな判断だったと思う。


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