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2022年

 厄年の概念に基けば、どうも今年は八方塞がりの年だったらしい。八方塞がり、と言えるのかどうかは分からないが、それに似た感じも何処かある1年だった。かといって、この1年が終わる今日、その出口が見えているかと言えば、首を傾げる部分はある。

 そもそも、私自身がずっと模索続きなのだ。高校を出てから、ずっとそうであると思う。高校を出たのが2014年の春だったから、かれこれ8年は模索を繰り返している。私はどう行きたいのか、などと考えているうちに、沢山の人に先を越されていくことに気がついてもいた。同い年の人はおろか、年下の世代にも。

 当然、私の何歩も先を歩む彼らを無責任に責めるわけにもいくまい。そもそも責める理由なんぞもないし、責めたところで何になるのさだし、むしろ、自分で自分の道をしっかりと歩めている彼らを、私は尊敬している。

 尊敬しつつ、私は私自身の不甲斐なさを、はてどうしたものかと、思い悩む1年だった。

 いい加減、出口らしい出口が見えてもいいものである。長い長い模索のトンネルの果ての、真に「これから」のスタートとなり得る地点へ辿り着きたい。さて、来年はどうなるものやら。間もなく、キックオフです。

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