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『頭が良いのに努力しない』と誤解される子どもの【視覚】と【長期記憶】


1.『頭が良いのに努力しない』と誤解される子

​​​大人は、よく、
『この子は頭が良いね!』
と、言いますね。
それは何を基準にしているのでしょう?
​​​
​知能指数?
テストの点?
空間理解?
想像力?
行動力?
器用さ?

ほとんどの大人はその子どもの『ことばの力』によって、
その子の【賢さ】を判断しているのです。

『ことばを話す力』は『見る力』よりも遙かに思考を使うものであること、
『言葉』によって人は思考を深めることを書いてきました。

​ところが、『言葉の能力』が非常に高く、
『見る力』『空間を把握する力』に苦手がある子もいる訳です。

その子ども達は、大人の思い込みによって
『頭は良いのに努力をしない子』
と、誤解されることがよくあります。

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