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長いんでとりあえず「長野県庁コ行課」で。

みなさん、はじめまして!
突然ですが、私たちは長野県の職員です。
すぐ裏にはこんな風に山が見える、長野県庁で日々働いています。

所属は総務部のコンプライアンス・行政経営課です。
…長くてなんだか呼びづらいんで、とりあえず「コ行課(読み:こぎょうか)」って呼んでください。

庁内からお問い合わせをいただくときは「コンプラの○○です」とか「行政経営課です」と適宜省略したりしています。名前を聞いても仕事の内容がパッと浮かびにくいですが、県職員のコンプライアンスの推進、県組織の業務改善、組織風土の改善など、県民のみなさんと直接お会いする機会は多くはないけれど、意外と幅広い仕事をしています。

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(ちょっと一杯…ができそうなテーブルですが、語る内容はゆるく構えつつ意外と真剣です)

ときどき突発的な案件もあり、いろいろな課題にメンバーみんなで立ち向かうコ行課では「困ったらとにかく相談!」をモットーに、執務室内に立ち会議用のテーブルを置き、しょっちゅう集まってはいろんなことを立ち話しています。

長野県の「新たな行政・財政改革方針」をつくります!

さて、ふだんカチッとした行政文書ばかりつくっている県庁の職員が、なぜこのたび「note」にお邪魔したかといえば、長野県では今年、令和5年度からの5年間を期間とする新たな行政・財政改革方針の策定を進める仕事があり、その過程の中で、組織内の職員はもちろんのこと、県民のみなさん、さらには「note」をご覧の皆さんともつながる機会をもてたらという狙いです。

私たちが「方針策定が必要だ!」と思い至るまでのことを少しお話ししますと…

長野県では令和元年の秋に東日本台風災害が発生し、その直後、翌年には「コロナ禍」と呼ばれる時代に突入。県職員も、コロナ対策をすすめる部署へ応援に行き、なんとか頑張らせていただき2年が経ちました。
みなさんも普段の生活やお仕事で実感されているかと思いますが、今は「先の読めない時代」です。
長野県の人口も少しずつ減り、もうすぐ200万人を切ります。その一方で、自然災害やコロナのように予測不可能な事象が発生し、行政がやるべき仕事がさらに複雑で多様なものになっていくのではないか、と予想しています。
県組織の中も、しごとの「デジタル化」、持続可能な行財政基盤の構築、職員の働き方改革やモチベーション向上など、やらなければいけないことはさまざま。

仕事の合間のひと息に、ときどき思います。
わたしたち県組織、県職員のしごとも「今までどおり」というわけにはいかないのではないか?
と…

コロナの先にあるこれからの時代の県職員や県組織のあり方、仕事の仕方はどうあるべきか?どう変えていくべきか?ということを方針に定め、着実に歩みを進めていこう、ということで、昨年の春、策定作業を開始しました。
しかし、感染拡大の波はまだまだやってきていて、組織内でも新型コロナ対策への注力を最優先にと対応を進めた結果、新方針の策定をひとまず延期し、この春再始動となりました。

(さく・え:コ行課職員有志。ライターさん随時募集中!)

あらためて方針策定を進める上で、大事にしたいのが職員や世の中のみなさんとの「コミュニケーション」です。
昨年度の検討過程では慣れないZoomを使い、職員とオンラインセッションを数回実施してみましたが、今年はその路線をさらに強化し、「note」を読んでいる皆さんとも、日頃の室内での立ち話のような肩肘はらない意見交換がしたいと考えています。
なにぶん不慣れですので更新が不定期になってしまいますが、みなさんに読んでいただける文章になるよう、頑張ります。

…以上、基本仕様を勉強中の担当が練習を兼ねて書いてみた第1回、いかがでしたでしょうか?

・長野県にお住まいあるいはご出身の方
・日頃長野県に注目していただいているみなさん
・行政の仕事に関心のある学生さん
・企業や団体、特に地方公務員として組織運営に日々悩み、奮闘される方
・そうでない方もどなたでも!(笑)

ぜひ一緒にお話しできたらと思います。
よろしくお願いします!

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