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poemes d'un jour 361

ピヨが生まれて21日目。
はじめて外に出た。

土、風、小石、砂、生えている草、枯れ草、枯れ葉、枯れ枝、飛んでいる虫、花蜂、蝿、蝶、土の上の虫、ダンゴムシ、他の虫、野鳥の声、飛行機の音、他にも…それとミミズ。

はじめて知った。

少しずつ慣れてもらおうと思い、最初に庭の土の上に、ピヨ移動用箱を置いて、その上に自作の新しいピヨ小屋を被せてみたけど、箱の上に逃げて全く降りてこなかった。

はじめての世界が恐いんだ。

とりあえず、自作小屋は後日にすることにして、外の世界へ。

土の中のミミズの食べ方を教えるべく、目の前の土を引っ掻いてみたら運良くすぐにミミズを発見。ちょっと大きかったけど、ピヨのいる箱の籾殻の上に置いてみたら、ピヨは警戒音を発し、後退り。ミミズは暴れている。

しばらくじっと警戒していたけど食べる気配がないので、指でミミズの居るところをトントンとしてあげると、サッと来て一瞬でミミズを咥えた!

水を覚えさせる時もそうだったけど、人間の指が親の嘴代わりになることが出来ているように感じる。

指でコンコンとやると安全だと分かるらしく、土の上までそうやって誘導。

でかいミミズを丸呑みした後のピヨ

さっきはミミズを与えただけなので、次はミミズが土の中に居るということを教えなければならない。ミミズは栄養源だから。

そうやって土をひっかくとまた運良く小さいミミズが居て、また指でピヨを現場まで誘導したらミミズを見てすぐに食べた。多分一回目のミミズが美味しかったんだろう。

これで、ピヨは土の上にミミズが居ることを認識した。あとは、自分で見つけてもらうことを学んでもらわねばと、夫とピヨと3人で周辺の土をひっかいてミミズ探しの練習をしばらくした。

小石や砂、枯れ草も食べまくる

鶏は嘴で掴んで丸呑みして食べるけど、胃袋に入れておいた小石や砂で胃の中ですり潰して消化するらしい。だから早めに庭に出してあげたいなとも思っていた。教えていないけれど、自然と小石や砂も食べ始めた。一安心。

光が気持ちよさそう。
太陽を浴びることでビタミンDが作られて骨が丈夫になるのは人間と同じらしい。

外にも慣れて冒険中

結局ミミズは合計3匹食べて、その後にピヨは自分でミミズを1匹発見出来た!(お腹いっぱいだったのか食べはしなかったけど)

とても安心した。
草も食べているし、室内生まれだけど外の自然と暮らすチャボになれそうです。

羽がきれい
真ん中辺りにピヨ

光を浴びながら靴の上で気持ちよさそうにうとうとしていた。はじめて外に出たのに、結構、長い間冒険していた。

今日のピヨはすごかった、がんばった。

それから部屋に戻り、夜になって部屋でピヨと遊ぶと昼間よりなんかでかい…と思った。

羽の黒い部分も増えていた。
成長が早いのは、太陽の光とミミズのせいなのかな。

育雛箱の中ではジャンプが好きで、腕を出すと飛び乗ってくる。ジャンプの高さは25cmくらいかな。手乗りチャボになった。まあまあ重くなった。

昨日岡山でもらった採れたてタケノコと、畑の上に生えていたワラビ、あとヨモギなど、旬の野草ご飯がすごく美味しかった。

晩は、タケノコ、ヨモギ、それと庭のユキノシタ、ニンジンの葉の天ぷらで、これも美味しかった。

味噌汁は最近は干し野菜や干しきのこの戻し汁を使っていて、またさらに美味しくなった。水はずっと湧水を使用。

土鍋で湧水、三年味噌、干し野菜出汁。
たまに天然のニガリも入れている。
あとは火を薪にすれば最強かも。
良いものが体に染み渡る味がする。

ご飯は、玄米を土鍋、湧水、松の葉で炊いている。庭の松の葉をご飯に入れて炊くと甘味が引き出されとても美味しい。お茶にもして飲んでいる、松葉茶。

松は植えるべき。

筍と蕨(わらび)

知っていた方がいい日本にとっての大切な情報があるんですが…また別の記事に書いてみます。

明日は友達が家に来るー。
毎日忙し過ぎて、片付けが出来てない。笑

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