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若いエネルギーで再生させた戸隠スキー場!【第3回放送レポート#03】

ラジオとYou tube LIVEによる同時生放送を行っている「ながのKEN!JIN!KAI!」。
今回は、1月11日(月)の第3回放送を振り返っていきます。

みんなのアイデアで演出された、今一番働きたいリゾート

番組の後半で放送された「信州トピックス」のコーナーでは、パワースポットとして注目を集める戸隠エリアでキャンプ場、牧場、スキー場を経営する株式会社戸隠が登場。長年赤字経営が続いていたスキー場を2019年に引き継ぎ、さまざまな工夫によって黒字化に成功させた実績のある企業です。

話を伺ったのは、弱冠30歳にして営業本部長を務める地元戸隠出身の武井智史さん。造園や映像編集などさまざまな業界・職種を経験したのち、株式会社戸隠に入社し、売り上げ急伸の立役者となりました。

そんな若い力とアイデアで会社の成長を実現している武井さんのお話をご覧ください。

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武井さん
「私の実家も戸隠内で宿坊を運営していたので、日々の暮らしにお客様がいる風景は日常でした。ただ、時代の変化と共に足が遠くなるお客様も増えてくるのを目にする中で『こんな工夫をしたら人がたくさん来るかもな』と自然と子どもながらに考えていたと思います。」

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武井さん
「前職の映像の仕事が楽しくて、正直当社に入社するかギリギリまで迷っていました。だけど、戸隠を回って“地元”について考えていたときに、長野県の観光スポットは魅力も十分あるし、まだまだおもしろいことができる余地がたくさん残っているなと思ったんです。そこで入社を決意しましたね。入ったからには、しっかり責任感を持って価値を出したい。そうしないと、僕が入った意味ないなと思うので日々頑張っています。」

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武井さん
「入社後は、事務所にボールペン1本すらないまさに0からスタート。でも、すぐにキャンプ場の予約が入るし、本当に記憶がないくらい慌ただしい日々でしたね(笑)。毎日が勝負だと捉えて、新しく入社したスタッフたちとどうやって新しい“戸隠”をつくっていくか話しながら前に進んできました。」

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武井さん
「スタッフみんなでさまざまな意見を出し合って、その中で一番いい方法を採用していくのが当社のスタイル。普通に働いていると、なかなか若い世代に発言権が回ってこなかったり、新しい企画をつくろうにもきっかけが掴めなかったり……そういうケースも多いと思うんです。でも、そうなると面白くないじゃないですか。私たちの仕事は、お客様を楽しませること。だから、自分自身も楽しみながら、『お客様を喜ばせたい!』という熱量を持った若いスタッフが伸び伸び発言できる環境を用意したいなと思っています。」

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▲レストラン内はウッドを用いたカフェ風にリノベーション。入り口にはコーヒースタンドも併設。

武井さん
「例えば去年のキャンプ場では、お客様をびっくりさせる企画をつくりたいという話し合いをしている中で、若いスタッフが150mの流しそばを提案したんです(笑)。すると、ベテランのスタッフが竹の組み方や流す水の量などをアドバイスしてくれて、見事に企画を実現することができました。」

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武井さん
「わざわざ県外の方々が高いお金と長い時間をかけて来るような豊かな自然環境の中で、働き、暮らせるのは贅沢で幸せだなと思いますね。戸隠山って美しい中にも威厳があるんです。その全景を眺めると、身が引き締まりますね。」


若さと経験が交わるチームワークに脱帽……!

スキー場に併設されたレストランの外観は昔の面影を残しつつ、内観は木材をふんだんに用いたカフェ風にリノベーション。入り口にはコーヒースタンドも設けるなど、若い感性でスキー場の風景をガラッと変えた株式会社戸隠。


なんとリニューアルオープン前日にはまだ蛇口がついておらず地元の方に協力してもらったり、当日の朝までにレストランのカーペットを貼っていたり、仰天エピソードを楽しそうに語ってくれた武井さん。手探りの事業運営をみんなで楽しみながら行ってきたのだとか。

そんなエピソードを聞いてレギュラーメンバーも感心した様子。AKB48の高橋さんは「働いている方々が伸び伸びアイデアを出して、遊び心がある企画をつくるからこそ、訪れる私たちも楽しめるのかなと思いました」と話します。
声優の新田さんは、「若いエネルギーに溢れているんだなと思ったんですけど、ベテランスタッフの方の的確なアドバイスもすごく重要なポイントになっているとのことで会社全体がすごく良いチームなんだなと感じました」とチームワークに関心を寄せました。
Youtube Liveのコメントでも「戸隠行きたい!」「若い人にチャンスがあるのは素敵だな!」など、多くのコメントが集まりました。

来週以降は最終回の記事を配信します!
ぜひお見逃しなく!

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