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【小海】蓮沼執太さん滞在1回目

NOA小海では、小海町高原美術館がホストとなり、アーティスト・音楽家の蓮沼執太さんが滞在します。第1回目の滞在は、2022年5月3日(火)〜5月7日(土)にかけて実施。この滞在では、小海町高原美術館で開催中の磯谷博史さんの展覧会「動詞を見つける Find Your Verb」にてサウンドパフォーマンスを実施したほか、数えで7年に一度行われる松原諏方神社の御柱祭にてフィールドレコーディングを行いました。

蓮沼執太パフォーマンス[2022.05.04@小海町高原美術館]
滞在2日目の5月4日(水)には早速、小海町高原美術館にてサウンドパフォーマンスを開催。4月9日(土)から同館にて開催されている美術家の磯谷博史さんの展覧会「動詞を見つける Find Your Verb」の関連企画として実施しました(主催:小海町高原美術館)。パフォーマンスの内容は、展示室内に巨大なスピーカーを設置し、EMSシンセサイザーを用いて、超高音から超低音までを大音量で流すというもの。

美術館の内外では、鑑賞者の方が自身の好きな場所、好きな格好、好きな居方でパフォーマンスを楽しんでいる様子が見られました。「動詞を見つける Find Your Verb」という展覧会名を彷彿とさせるような、鑑賞者が音を通して自分の動きや状態を”見つけだす”、そんな素敵な時間となりました。


松原諏方神社 御柱祭[2022.05.07]

5月5日(木)、6日(金)をはさみ、滞在最終日となる5月7日(土)は松原諏方神社の御柱祭にてフィールドレコーディングを行いました。数えで7年に一度開催されるこの御柱祭、本来ならば里曳きや建て御柱も地元の氏子の方々によって人力で行われるのですが、今年は新型コロナウイルス感染症の影響もあり、クレーン車で行われました。

通常の御柱祭とは一味違い、クレーン技術の妙がひかった建て御柱に、蓮沼さんやホストの小海町高原美術館学芸員の中嶋さん、NOAスタッフも一同興味津々。無事に建つかとハラハラしながら、最後まで見届けました。

次回の滞在は6月。今後も小海町を中心に、ときには周辺の市町村にも足を運びながら、滞在を重ねていく予定です。(文責:藤澤智徳)



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