第23回:Hult 10th Week ー Data Management|地方スタートアップ起業家の挑戦
こんにちは、マークです。Noteが中々更新できずで、楽しみにしている方がいたら申し訳ないです…。2年目の秋学期が始まり、その1発目が「Data Management」というコースでした。過去一カオスなコースだったので、スクール側にもフィードバックさせてもらいました。(苦笑)
データマネージメントって、授業はどんな内容だったのか?
データマネージメントは、Dr. Lawal YesufuというHultのデータアナリティクスの教授、そしてコンサルタント職のお仕事をされていた方がインストラクターでした。コース構成が、
1)Power BIのデータトランスフォメーションと基本的なT-SQLの練習
2)(ゲストスピーカーによる)インフォメーションマネージメントに関わる倫理
の2つで、8〜9割くらいの時間を費やしていました。また、残りはチーム・個人のアサインメントについて説明する感じでしたね。
データマネージメントって、授業はどのような感じだったか?
1)については、「これは授業の時間を使ってやるべきことか?」とまず感じました。例えば、オンライン・オフラインで受講している80人近い生徒がPower BI Web上で「列を追加する・編集する」という基本的なデータトランスフォメーションを行う時、それぞれ別のところで躓くわけです。(苦笑)
・Power BIで対象のデータマートを開けていない
・追加した列を移動できない
・追加した列の編集ができない
など個別に異なる躓きポイントを一人の教授が授業中に対応していくので、対応している間待ちぼうけ。(苦笑)こういうタスクが20個くらいあるのを想像していただくとどれだけ時間が無駄に浪費されたかイメージできるかと思います。
2)インフォメーションマネージメントの倫理については、非常に重要な問題なので、ゲストスピーカーによって詳しく説明してもらうのは良かったと思います。ただ、それ以外にもデータマネージメントは、
・データマネージメントのインフラ
・データマネージメントの組織構築
・データマネージメントに関連するテクノロジー
・データマネージメント組織づくりに対して抵抗するグループに対するチェンジマネージメント
など、幾つも重要なトピックがあるのですが、そこは自習みたいな感じでした。どちらかという各企業のExecutiveレベルが多く参加しているのがEMBA/MBAだったりするので、基本的なT-SQL(データ抽出やデーブル結合)とかよりも上記の方が専門家に詳しく最新事例を交えて説明してもらいたかったところですね。
これだったらPower BIのT-SQL操作のCourseraとか自習用のオンラインコースでいいんじゃないか、という。(苦笑)クラスメートの大多数も似たような感想を持っていたので、スクール側も真剣に受け止めて修正した方が良いですね。MBAがますます学位だけで中身のない象徴になってほしくないですからね。