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派手髪は人生の目標だった。

こんばんは、定期的に一人で考え込み煮詰まる長嶺です🌕
やりたいことに猛進する勇気が自分の中から湧いてこないことにウダウダしてた時、ふと開いたnoteで目に止まったこのお題。

#髪を染めた日

このnoteを始めた時になんとなく実際の人物像に触れるようなことは書きたくないな…なんて思っていたのを、ウダウダからのヤケクソで破っちゃおうと思います🫢
それでは、本題どうぞ。


①信じて疑わなかった未来の姿

まずお話ししたいのは、私が派手髪に対してまだ規制のあった学生時代に思っていたことについて。
もうデデンと書きましょう。

「絶対に私は赤髪になる」

憧れの画面の向こうの人たちが、綺麗な赤髪を見せるたびに私もこれをするんだと何故か確信していました🍎
赤髪に限らずにやりたい髪色がこの世には溢れていて、私は卒業後にどれにしようかと考えるのがご褒美タイムだったのです。

でも、皆様ご存じ。
現実ってそんなに憧れに優しくは無いんですよね。

私が住むところは、赤髪になると限られてくるものがあります。
それはズバリ職業の選択肢です😱

とある時に大きな挫折を経験して、まだ自由でいられた学生時代が唐突に終わりを迎えました。
そうすると目の前に現れたのは、就職活動という現実。
まだ憧れの未来を疑わずにいた私は、『髪色自由』で何度も検索をしました。
その時に気づいてしまったのです。

髪色自由の正社員がない。

ご存じでしたか皆さん。
赤髪って派手なんですよ?
それどころかミルクティーベージュすら、就職する際に求められる清楚な印象には当てはまらないのがほとんどです。
私が当時思い知ったのは、自分の生きている地元と自分の憧れる未来へのミスマッチ具合でした。

…。

と、ここまで当時派手髪に出来なかった理由を、当時の気持ちになって書いてみましたが現在思っていることも書かせてください。
うん、私視野が狭いよ。😂
髪を染めたいのなら別の場所へ出ることを考えても良かったし、結局今私は地元で派手髪で働いています😊

今思えばもっと柔らかく捉えられるようになったことも、初めての社会人になることに一生懸命だった私にとっては正社員か派手髪を諦めるという人生の大きな帰路に立たされたように思えたのです。
そして正社員を選んだ私は、人生の激病み期に突入してしまいました…😞
そこら辺のお話はまた気が向いた時に!!

では、お次はついに髪を染めた私にタイムスリップ!!!🪄

 

②結局したかったことは武装だったりする

周りくどいタイトルばかり書いてしまってごめんなさい🙇
けれど、本当にこのままの意味なんですよ。
私がしたかったはずの赤髪は、実は赤じゃなくても良かったり😲
そして全体を染めて目立ちたい!なんて気持ちもなく🤔
隠れた色こそに一番惹かれたのが、派手髪にする日を迎えた私の素直な気持ちでした。

深海のような青🌊

まさかまさかの私が選択したのは光に当てないと気づかないほどに深い青だったのです😌
美容師さんとのカウンセリングで段々と見えてきたなんで染めたいと思ったのかの本当の理由。
赤髪がキラキラして見えたのも一つでしたが、青に辿り着いた時それは正体を表しました。

『自己表現に飢えている』

いつでも私の自己表現は文の世界で成り立っていました。
でもそれは自分で書いたものが、自分に届くだけ。
誰にも見せることのなかったマイワールドは知らぬ間に、日の目を浴びたいと心に出来ていたシェルターを突き破っていたみたいです。

そしてもう一つ。
私は感情やその人そのものを色で捉えることが多いのです。
一般的にいうとオーラが近いのだと思いますが、己のそれは一度も見えたことがありませんでした。
せめても今自分がこうでありたいという色を、外に出してみたくなった。

だから私は。
深海のような場所で太陽に手を伸ばさずに落ち着いて自分と向き合えた、
挫折と病み期の先にあった何もしないニート期間の締めくくりに青を選んだのです。

…かっこよく書いていますが、正社員=落ち着いた髪色が地元の定番であることには変わりなかったので
『一年ニートして選んだ答えがそれかい!!』
とツッコミを喰らいました😉

でもね人間で思ったより単純でして、一つやりたいことを達成すると強くなった気になるんです。
まぁ就職活動からあれこれ理由をつけては逃げていたのが嘘のように、あっさりと面接に行ったのですよ。当時の私は。
ただし、やはり派手髪まで出来るとなると場所は限られてきます。
縁あって今の職場に辿り着きましたが、先述しましたように正社員にはなれませんでした。

ただぁし!!!
収入面はさて置けなくてもさておき、THE繊細さんそのものの私が、人間関係で何度病んでも一旦続いております。
私は私に甘くなったので胸を張っていいます。

継続できていることが本当に偉い!!!👏

そんな今までとは違う私になれたのも鏡を見た時に映る、なりたい自分の色がいつも側に居てくれるからなのです。
多種多様な考えを持つ人間で溢れかえる現代には、髪を染めることで武装される人間がいてもいいでしょう😊

③最後に

と、ここで突然冒頭に帰りますがこれを書き始めたのはやりたいことに猛進できない自分に嫌気が差してきたから…なんですけども🙄
このインナーカラーを青に染めた日は、私にとって初めてやりたいことを自分からした日だと思っております。
それだけ人生にとって大きな出来事だったのです。

それ以来相変わらず堅い頭で色々考え今日みたいに煮詰まる日も減らないですが、派手髪をしている自分を見てどん底まで自己肯定感が落ちることは無くなりました。
どんなことでもやってみたいことを達成することには、意味があるのかもしれませんね。

長くなってしまいましたが、これが私の『#髪を染めた日』のお話です。
ふと出会えた素敵なお題に感謝しつつ、寝るまでもう少しポジティブにウダウダしようと思います。

では皆様、おやすみなさい🌙

④おまけ

安心してください、赤髪やってますよ👍

やっぱりやっちゃった赤髪


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