ひとつではない現実
「人間は、毎朝自分の中で眠っているアイデンティティを呼び覚まし、すでに存在している自分との共通点を再認識する必要がある。」・・・・David Cronenberg
演奏中は、常にそういう感覚になる。
ピアノを弾いている自分と、全体を厳しく見張ってる自分。
静かな自分と、冷静な自分。
周りのすべてのもの、目には見えない世界と繋がっている自分と、
その繋がりを保とうと集中している自分。
すでに存在している僕には、やらなければいけないことが必ずあるはずで、
でも、それは、困難なことだとは限らないと思うし、
案外「え?そんな簡単なことだったんだ・・・とっくにやってたよ。」ってことかもしれない。
死ぬまで「自分がすべきことは何だろう?」と追求する人は、「考えること」や「追求すること」が課題だったかもしれないし。
どちらにしても、僕はピアノを弾いて、音楽を奏でないといけない。
考え過ぎるより、もっともっと音楽を創ろう、と思ってます。
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