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スーパーカブC125がやってきた

 こうしてカブを迎えに行きどうにか帰路につきました。
 道は分かっていたので問題はありませんでしたが、ただでさえ慣れないギアチェンがあるのに左肩にはスクリーンをしょってという危なっかしい格好で乗ってました。
 しかもこのスクリーンが風に煽られてハタハタとたなびくので気が散って仕方ありません。道路が空いていたのでよかったですが緊張感倍増で普通にスクーターに乗るより疲れました。

 実はこの納車の後にピアノレッスンがあったのです。
 家に着くなりスクリーンを置いて、レッスンで使う楽譜を持ったらタッチアンドゴーでピアノ教室へカブで向かいました。

 慣れた道なのですが、ギアチェンが今ひとつつかめません。バイク屋さんから走ってきた直後なのでまだいいですが、混んでる市街地を走るので非常に神経を使いました。
 この時は信号や一時停止で止まるときにギアダウンをしながら減速することが難しくてガックガクになってました。ギアチェンするたびに車酔いしてきたので今日はごめんねとカブに謝って、4速のまま止まって発進するまでに1速に入れ直すことにしました。

 そして教室に到着。先生に今日新しいバイクが納車されて今乗って来たんですと報告しました。すると先生は「よかったですね。もうエンストしないバイクで通えるんですね」とおっしゃいました。心配かけてごめんなさい。

 レッスンのあと、寄り道していつも買い物するお店に行きました。
 例の排気量無制限のバイク専用駐輪場に止めてみましたが、やっぱり大きいなと思いました。アドレスv125sならどうにか止められるスペースもC125ではものすごくはみ出てしまいます。そこで邪魔にならない所へ移動して停めました。

 帰り道、舗装の悪いところを通るのですが、路面の状況にあまり影響されずに走って行くので頼もしく思えました。この点はさすがです。

 ただ1日ではギアチェンは思うようにはいかず、ひどく車酔いしてしまいました。シフトダウンは言わずもがな、1→2も中々の衝撃がありました。C125は比較的ギアチェンがマイルドだと言われてるので、このガクガクっぷりは明らかに私に原因があるのだと思います。
 ごめんね、練習する。付き合ってね。

 帰宅後、夫に見せました。
 前輪を見るなり「これは、カブじゃない。」と言いました。そして全体を見回し「デカイ、デカイよ、これはカブのサイズじゃないよ。これはカブの皮を被ったオンロードバイクだよ」と。カブでありながら全長がPCXとほぼ同じなのと前輪がディスクブレーキなのと全灯火LEDなのが気に入らないようです。もっというとこの子はスマートキーなのよ、とはこの時は黙ってました。

 名前付けないの?と夫に聞かれ、そうだ名前をつけようと思いました。C125を見つめるうちに降りてきたのが

カブ子

カブ美でもカブ恵でもましてやカブ代でもなくてカブ子。

自分のネーミングセンスの無さに畏れおののきました。

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