小型自動二輪(AT限定)教習 第2段階 3時限目の話
前回の教習から2週間開きました。1段階でつっかえた事が未だ引っかかっていて不安でいっぱいでした。
他にも不安になる要素があるのです。それはこの3時限目の後はセット教習、シミュレーターとディスカッションの合わさった教習となり実技はありません。そしてこのセット教習の後は2段階のみきわめとなります。
つまり、クランクや一本橋をつめておきたいならこの教習が最後となるのです。どうしてそうなった。
またイヤだ行きたくない、とリアルとツイッターで1回ずつ駄々をこねてから教習所へ向かいました。
今回の教官ははじめての方でした。冒頭でこれが実質練習する最後の機会となるので不安なところを重点的にやります、と言ってくださいました。ところがその後申し訳なさそうにこう付け加えました。
…ながまきさん。ながまきさんは小型二輪は初心者ですが自動車は長いこと乗っておられると思います。実はご覧の通り、今構内は普通自動車の免許を取る人で大変混雑しています。二輪の予約が取りにくくなっているのはそういった事情です。ただでさえご迷惑をおかけしているところ大変申し訳ないのですが、構内を走る時は彼らに配慮した運転をお願いしたいのです。
自動車を運転する先輩としてここは一つ。
教官のおっしゃることは分かっていました。
実は2週間教習があくのが嫌で、何度かキャンセル待ちをしたのです。その時もロビーには人がたくさんいて、とても順番が回ってくる気がしませんし、実際教習はできませんでした。しかもコースの様子を見ると、二輪の教習をやってる気配がありません。おそらく二輪の教習は特定の日だけにして、そうでない日は全て普通自動車の教習を行っているんだろうと感じました。
この日がその二輪の教習日だったのかな、と思います。なぜなら私の前のコマに中型の教習をしているのを見たので。
教官にわかりました、彼らの気持ちもわかるのでなんとかやってみます、と答えて早速検定コースを走り始めました。
ところが、本当に構内は四輪の教習車で混んでいて所々渋滞を引き起こしています。信号のある交差点を右折しようとすると対向車が途切れずに信号を1回待ったり、クランクに入ろうとすると出口付近を通過する車の為に私が待ったり、クランクを通過すると別の車が出口付近で止まっていたりと本当になかなか私が進めません。
一番困ったのが急制動。先ほどの信号のある交差点を斜めに直進して専用の道に入り30kmまで加速するのですが、先を行く車とのタイミングが合わずに私が発進できなかったり、行こうとしたら交差点を急に横切る車がいたり(←こいつは信号無視をかましてきた)とまともにできたのは1回だけ。気を遣いすぎて疲れてしまいました。
という訳であまりコースを回れず教習時間が終了。
教官も申し訳なさげにハンコをくれました。検定当日は人払いをするので絶対にこんなことはありませんからとおっしゃってくださいました。
まあ一本橋もクランクもこの時は問題なく通過できたし、油断してるとやらかしそうな発進と停車も確認できたから後は知らない、と思う事に。
そして繁忙期に二輪教習は二度と申し込まないと固く誓いました。
当然この日は次の予約は取れないまま帰宅しました。
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