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小型自動二輪(AT限定)教習 第2段階 5時限目 みきわめ の話

 この日は子どもの学校の卒業式。例年なら朝から学校へ行って先輩を見送ってちょろっと部活をしてというところが、今年の在校生は自宅待機となり昼ごろまで寝ていました。
 でも今日も教習は夕方から。いらつく必要はありません。どたばたと夕飯を作り、この日も定時で帰ってきてくれた夫に夕飯と後の家事と子どもの面倒を頼んで教習所へ向かいました。

 いよいよみきわめです。教官は最後の実技をみてくださった方でした。あの時ちっとも走れなくて、という言葉はぐっと飲み込んで教習を始めました。
 この日もロビーは人がいっぱいで、前日のキャンセル待ちは延べ100人近かった、と貼り紙がありました。うわまじか、と思いコースを見れば、自動車の教習の人がほとんどでしたがみな路上教習へ行きました。2週間でここまで教習が進むなんて。若いって素晴らしい。

 おかげで今日は落ち着いて検定コースを回れます。前回相当待たされたポイントは、自動車の教習を行っている教官の方が私に気を使ってくださり、二輪優先で走らせてもらえました。

 よく考えたらそうだよね。私だって教習生なんだから。

 クランクは体に相当力が入ったままではあるものの、通過ができています。教習所的ルールもなんとか覚えられたようで、安全確認等もあまり問題なさげにこれています。前回1回しかできなかった急制動はもともとできていたので自分では問題ないと思っていました。30kmという感覚もつかめていたしメーターを見る余裕もありました。ありがとうライブディオ。
 ただ一本橋は1回足をついてしまいました。みきわめなのになんで、と落ち込みましたが卒検でなくて良かったね、と気持ちを切り替えてもう一度やりました。でもそれからは一本橋で落ちることはなく、タイムもぎりぎりな感じでしたが短いということはありませんでした。

 こうして2種類あるコースを何回か回ってこの日は終わりです。
 一本橋で落ちてから何度も練習しました。だからこの日はまた乗り越しだ、予約取れるかなと思って教官の所へ行きました。すると、みきわめ良で教習は終わりです、受付で卒検の予約を取ってくださいと言われました。

 え、いいんすか?

 思わず口から出ました。
 教官からは一本橋は不安かもしれないけど今まで出来てるからたぶん大丈夫、むしろ安全確認の方がと言われ、ああああ!となりました。はい、気をつけますというと「卒検はあんまり間隔があかない方がいいんだけど」と教官から言われました。確認すると最短で翌々日でした。
 伺うと卒検は人数制限がないけれど、前日の16時までに申し込まないとならないとのことでした。今日ならまだ間に合います。ではあさって卒検受けますと伝えると、頑張ってと励ましてくださいました。

 帰りに卒検の申し込みをお願いします、と受付へ行きました。
 教習手帳と記録を確認してもらい、わかりました、手続きしますのでこちらに、とカウンターへ通されて注意事項等説明を受けました。
 教習所の有効期限がこの日から3ヶ月となりその間に卒検を合格しないとならないことも衝撃的でしたが、当日の集合時間が9時と聞いて泣きたくなりました。平日の夫は朝の家事をほとんど手伝わないのでどうしたものかと思ったからです。幸い子どもの学校が休みなのでお弁当を作らなくていいのは助かりました。

 いよいよ卒検です。少し緊張してきましたが家を出るまでに何をどう準備すればいいのかを考えながら帰宅しました。

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