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小型自動二輪(AT限定)教習 第1段階 1時限目 2回目の話

 最初からつまづいたことで一気に落ち込みましたが、何がいけなかったか少し考えてみました。そして次の教習まで何日かあいたので家でできそうなことをやってみることにしました。「動画を見てイメージしておくといいかも」と検索したらあったので早速見に行きました。よく見に行ったのは『二宮祥平ホワイトベース教習所』と現在のお名前が『究極のセーフティーライディングを目指す』というサイトでした。どちらもクランクの通過の動画だけは毎日1回以上は見るようにしていました。両方とも400ccでの動画でしたが、視線の向け方やコース取りとかは非常に参考になりました。

そして前回の教習からちょうど1週間後の1月22日にまた実技を受けました。この日の教官は同じ小型の教習車に乗り、私は2号機に乗っての教習でした。

この教習所には小型AT車用の教習車が2台あり同じ車種のはずなのですが、1台はものすごくクセがあって乗りにくい事がこの日わかりました。前回私が乗った1号機はアクセルとブレーキの遊びが大きくて、かつウインカーの戻りが悪くて2回ぐらい押さないとランプが消えません。ウインカーの消し忘れと捉えられると検定で減点対象となるのでこの時点で気づいて良かったと後で思いました。

今回は1本橋も加わっての教習。何回か落ちましたがそれでも通過できる回数の方が少し多かった感じでした。S字や右左折、坂道発進は問題なかったのですが、やっぱり鬼門のクランクがどうしてもちゃんと通過できませんでした。そしてまた教官の後ろに乗ってクランク通過のコツについて教えていただきました。が、今回は小型で2人乗り、やれ近いだの下がりすぎだの肩じゃない腰を持てとか(前回は手は肩に置いてくださいと言われた)動くな止まっても地面に足付くなと(私にとっては)細かい指示のオンパレードでなんでこんなに言われなきゃならないのか、と悲しくなっていきました。さらに前回の教習で『スピードを殺しすぎ、もう少し出さないと曲がりきれない』と言われたので少しアクセルをひねったら想像以上にスピードが出てしまい、クランクの出口にある縁石に乗り上げる形で転倒しました。

私はこりゃ転ぶな、こうして倒せば足を挟まなくて済むな、とその瞬間にわかっていたのでうまく転んだつもりでしたが、予想外の行動に教官は非常に驚いていた様子でした。この回の教官は少し感情的になりやすい傾向があったので途端に動揺していたのが見て取れました。ちなみに私にケガもなく傷もなく済みました。

ということで今回も予想通り乗り越し。しかも2回目。

2回目ともなると事務員さんを通さなくても予約の取り消しが出来るようになっていました。今回もこっそりシミュレーターの分を取り消し、実技の予約だけ入れました。

この週はなぜか予約が取りやすくて次は3日後です。それまでに今日やっとつかんだ低速走行の感じを忘れないのと、動画でコースと視線取りを頭に入れておこうと思いました。

なんて。本当は自分はなんてできないんだろうって情けなくて悲しくて泣きたくなりました。そして教習所に通うのが嫌になったまま帰りました。

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