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好きだからー

アナタノコトガー

チュキダカラー

このネタが通じる人はどのくらい居るのだろう。韓流ブーム真っ只中の2000年代前半、化粧品のCMでのチャン・ドンゴンさんの台詞です。日本語がたどたどし過ぎてかなりインパクトがあり、当時はみんな真似していましたよね。韓国語バージョンのCMはナチュラルでとても格好いいです。チャン・ドンゴンは悪くない。演出家が悪い。

さて、あなたのことが好きだから、好きだからこそ直視できない、なんてことがありませんか。私はあります。今まさにその歯がゆい気持ちを抱えながら、このブログをしたためています。どうしようもないので、ここにぶつけています。

私には夜の本気ダンスという愛して止まないバンドがいて、今日は何故かとても胸焦がされています。彼の格好いい歌が聴きたい、かっこいいPVが見たい、そう思っているのに「実行に移せば絶対に胸が苦しくなる」気がビンビンにするので、一歩踏み出せずにいます。なぜかはわからない。でも絶対に苦しくなる。だから今日は止めておく。明日も止めておくかもしれない。

好きだから、なのか?好きなのに、なのか。

自問自答の末にたどり着いた答えは

好きなのに、ライブに行けない

でした。彼らはコロナに負けずライブを少しずつ再開しています。感染対策を万全にして。でも、私は怖くて行けません。例え行ったとしても、神経質になってストレスを溜めてしまうだけなのは目に見えているから。もしもの事を考えると、怖いから。ほら今日も、知っている人が割と大変なことになっているという噂を聞いたばかりじゃない。

会いたいのに会えない。会いたくて会いたくて震えるなんて大げさな嘘を吐いていると思っていたけれど、今なら彼女の言う事が理解できます。私はまだ震えがくるレベルではないが、確かに胸は苦しい。明日頃には震えているかも知れない。

何も気にせずにライブを楽しめる日はいつ来るのかな。会社で新入社員が「インドの少年が11月には沈静化すると予言している」とキラキラした目で言ってきたので、それを信じることに致しましょう。

ブログタイトルは「好きなのに」にすべきでしたね。そしてチャン・ドンゴンの下りは一切関係ないものとなりました。とんだとばっちり、チャンさんごめんね。

ながいけまつこ

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