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第4章 タイプ編 一人一人に合わせた指導ができるようになる!クライアント分析法

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5000人の栄養指導で実践!1000人の研修で再現性を実証!
明確化ツールと心に寄り添う5つのステップで一生もののスキルを手に入れる!

いくら知識を得ても自信につながらない・・・
誰にも教えてもらったことがないからこれでいいのかわからない・・・
そんな栄養指導を行う人なら誰しもがぶつかる壁・・

栄養指導で自らも実践し、管理栄養士研修で大好評の講座がついに本になりました。


こちらのnoteでは、この書籍の書き下ろし。同じ内容を”記事のばら売り"として公開しています。書籍で読みたい方は書籍をお買い求めください。

気になるところだけ、ちょっとずつ読みたい方は記事をお読みください。第1章は無料で読めるマガジンはこちら↓



\喜びの声続々/
「とってもわかりやすくて実践向き。また一つ私の管理栄養士としてのバイブルが増えました!(^^)! 」

「分かりやすく、すぐ使える内容栄養指導だけでなく、はじめての人・人見知りとかの人にも使える話し方だと思いました」

「もう2回読みました(笑)とても読みやすく、読めば読むほど何故か、栄養指導できそう!というような自信が沸いてきました!!」


現在は、管理栄養士研修として導入され、今まで全国の管理栄養士・薬剤師・看護師など約1000名がこの講座を受けてくださっています。

この講座を受けていただいた方は,、全く初心者の方でも「栄養指導ができるようになった」とおっしゃってくださいます。

また、後輩を育てる立場であるベテランの方からは「わたしのやってきたことは間違っていなかった」「育成に自信を持てた」と喜びの声をいただいています。

栄養指導を行う時のバイブルとして長く使ってもらいたい。わたしの10年の栄養指導で実践したノウハウと栄養指導講座で伝えてきた再現性が実証されたメソッドで指導者の悩みに寄り添う本になれたら幸いです。

この記事は第4章 タイプ編 『一人一人に合わせた指導ができるようになる!クライアント分析法』です!


自己主張の強さと思考の違い


クライアントの中にもいろんなタイプの方がいます。

指導に慣れてきた頃「こう言えば理解してもらいやすいな」など、ある程度コツのようなものを掴んできて苦手意識もだいぶなくなってきましたが、とはいえ、同じように伝えてもうまく伝わらない場合もありました。


体重の変化などグラフ化して確認することが好きな方もいれば、体重の少しの増減もプレッシャーに感じてしまう方もいます。

誰でもみんな同じように進めていけば必ずうまくいくということはないとはわかっていても、それでもこういう人にはこう言うと伝わりやすい、といったパターンのようなものがほしいと思い、今まで指導した方々の性格や立場
の違いから4つのタイプに分類しました。


ある時クリニックのスタッフがこんなことを言ってくれました。

「患者様に『ながい先生になんて指導されましたか?』と聞くと、みんな違う答えが返ってくる。一人一人に合わせて指導されているんですね。わたしも勉強になります」

誰にでも同じことを指導していれば、「みんなに同じこと言ってる」と、自分ごとに感じてもらえないかもしれません。

かといってクライアントが10人いれば指導する内容がそれぞれ全く違うかといえばそうでもありません。


採血結果でわかることは数が知れていますし、指導する内容も無限にあるわけではありません。

あるとすれば、その人に合わせて指導する視点や伝え方を変えている、ということです。


ここではマトリクスによって4つのタイプに分け、それぞれに指導する際のポイントを示していきます。


縦軸を主張が強い/自己主張が弱い、横軸を論理的/感覚的で分けます。

画像1

こうして分類された4象限(自己主張が強い×論理的、自己主張が弱い×論理的、自己主張が弱い×感覚的、自己主張が強い×感覚的)
で4つのクライアントタイプとしてそれぞれに適した指導をまとめました。


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