晴れの日も雨の日も#268 血湧き肉躍る
テレビで鬼平犯科帳を見ていて、ふとそんな言葉が脳裏にうかんだ。別に「血湧き肉躍る」ような激しいシーンがあったわけではない。なぜそんなふうにつながったのか、自分の頭の中の回線経路が自分でももひとつよくわからない。
ただビール片手に、いろいろ思いが広がった。
まず最初は、自分の来し方。何度かそういう思いをしたことがあったなあということ。
中3の時に駅伝の学校代表選手に選ばれた時は、家に帰ってオフクロにその話をするのに、体がブルブル震えてしょうがなかった。ずっと頑張って走ってきて