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質問力を鍛えるには?

管理栄養士合格ノウハウvol.4

勉強の質を上げるために質問力を鍛えましょう!イメージとしては、「筋トレ」です。1日にして付くものではありません。練習あるのみです。
ファンスタディの場合は、zoom(無料の、スマホを使ったテレビ電話)で、先生に質問できる機会を、会員の方に気軽に作ってもらえるようにします!
この練習の機会を何度も何度も作ることで、質問力を付け、勉強の質を上げていくのです!
まずは質問の上手、下手を意識せずに質問してみること。この行動こそが大事です!

質問の質を上げるためには、以下の3つを意識してみましょう!

それが何のためにあるのか

例えば、「生物価」が分からないという質問をいただいたとします。その方に、「生物価って何のためにあるのか、分かりますか?」という質問をすると、答えが返ってこないことがほとんどです。
生物価とは、たんぱく質の質をはかる指標。質の良いたんぱく質という言葉を聞いた事はあると思いますが、それを数値化したものです。ここが分かって、はじめて「じゃあどうやってたんぱく質の質を評価しているのか」という話に入ります。逆にここが分からなければ、質問にもたどりつきません。
どの分野でも「それが何のためにあるのか」を意識することが質問につながるので意識してみましょう!

なぜそのような仕組みになっているのか

なぜ血管は単層扁平上皮でできているのでしょうか?1枚で、ぺったんこの形をした上皮細胞の方が、血液の通り道である血管は都合が良いからだと思われます。重層や、立方だと、血液の通り道が狭くなってしまいます。
こんな風に、「なぜ?」を考えたことはありますか?
他にも、なぜ肝疾患で血中アンモニア値が上がるのか?など。特に人体・基礎栄養・臨床栄養で重要になってくる「なぜ?」。「とにかく覚えればいいんでしょ」と進めてきた方は、要注意です。
なぜ?を理解していなければ、「上昇・低下」「亢進・抑制」などの問題で、どっちだっけ?と分からなくなる傾向にあります。考えて解けていないからです。「なぜ?」抜けに、要注意です!

それは私たちにとってどう役に立つのか

例えば、「プリシード・プロシードモデルが分かりません」という質問をいただいたとします。その方に、「それは私たちにとってどう役に立つものか分かりますか?」という質問をすると、答えが返ってこないことがほとんどです。
プリシード・プロシードモデルは、集団のQOLを向上させようとした時に、一体何から始めればいいのかの手順を示してくれるテンプレートのようなものです。ここが分かって、はじめてプリシード・プロシードモデルの中身の話に入ります。逆にここが分からなければ、質問にもたどりつきません。
「それは私たちにとってどう役に立つのか」これは特に社会・食べ物・応用栄養・栄養教育・公衆栄養・給食で意識しながら勉強すると良いですよ^^


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