それもこれも全部、私

「あの時こうしていれば」
「あの時こうしなければ」

今頃こうじゃなかったのに、と思うことがある

いまいち満足していない現状が、あの時の選択で変わっていたんじゃないかって

でも、こんなこと考えながらも

それは違うよな、とも知っている

誰かと比べて劣っているように思えるところ
何かと比べて不足しているように思えるところ

そう、比べると上手くやれていないように思ってしまう、あんなところこんなところ

でもそれも全部、私なんだよな

「あの時こうしていれば」
「あの時こうしなければ」

それが全部うまくいって、
何もかも思い通りになって、

後悔とか自責の念みたいなものとか
どこかモヤっとしているところとか

何もなかったとしたら

それは何か間違ってる気がする

私は私の秩序で生きている

ダメなんじゃないかと思うところ
できてないように感じるところ

結局のところ
それもこれも全部、私

ダメなところがなかったら
できてないように感じるところがなかったら

きっと何か不足している

ダメなところも、できてないところも

それもこれもあるから

私は私を満喫できる

イヤな気持ちになりたくないね
ネガティブはよくないなんて感じるね

でも
それも
それすらも

大事な私の一部なんだ

私はきっと

人生をよくするために生きている訳ではなく

そもそもよいものだということを

何もしなくてもよかったんだということを

腹から思い出すために

生きているのではないのかな

何も足りなくないし
何も余っていない

迷いも怒りも悲しみもすべて完璧

もちろん喜びも嬉しさも満足も

あの経験もこの経験も

過不足なくちゃんとある

大事な大事な、私だけのもの

私だけのものなんだ