見出し画像

ジャッキー吉川さん追悼~私のブルー・コメッツ5選

ジャッキー吉川さんが亡くなられました。

私、GS(グループ・サウンズ)が好きでして。特に大好きなのはザ・スパイダースなのですが、色々と遡って調べていくうちに、ジャッキー吉川とブルー・コメッツも絶対通る道で、ロックバンドとして惹かれるようになりました。

60年代、一世を風靡した人気バンドを語るのに初心者がしゃしゃり出て恐縮なのですが、あまり記事もなく…そして聴ける音源も少なく…でも音楽を聴く事で偲びたい気持ちがありまして、「ブルー・シャトウ」しか知らないアナタにも聴いてほしいブルコメ演奏曲5曲+αをまとめてみました。訃報に接してからの私の足跡でもあります。

5曲は、Apple Musicで配信している曲の中から。Spotifyは編集盤1枚しか配信がなかった泣。

①リトル・リチャード「ルシール」のカバー。ビートルズほか、数多のロックバンドがカバーしています。日劇解体に際してのイベント『サヨナラ日劇ウエスタンカーニバル』(81年)で再結成した際にも演奏しています。ライブ音源のCDが出ており、私はその演奏を聴きブルコメが好きになりました。

②トニー・ジョー・ホワイトのヒット曲。エルヴィス・プレスリーのカバーが有名です。ゲストボーカルを迎えた演奏と思いますが、資料がないので分かりません。ご存じの方がいたら教えてください。

③ガレージ/サイケなサウンドが魅力のザ・ゴールデン・カップスの、1968年の”らしくない”けれど、最大ヒットとなった「長い髪の少女」のカバー。ゴールデンカップスは好きですが、元曲を好きでない私は「こんなブイブイとグルーヴしてるカバーあったんだ!」と驚きました。

④66年リリース。サックス/フルート/ボーカルの井上忠夫(のちに井上大輔)さん作曲による初のオリジナル曲。イントロのドラミングが好きです。3月に英語詞盤を、7月に日本語盤を発売しています。専属作家契約をかいくぐるための海外レーベル発売の意図があったとか!(下の貼ったドキュメンタリー番組より) 字余り感が青い息吹となって迫ってきます。

⑤「ブルー・シャトー」のヒットを受けて、レコード会社を同じくする女王・美空ひばりとタッグを組んだ67年のヒット曲。やっぱりドラムが好きで選びました。

最初に書いた通り、私はにわか者で、GS特集で必聴と書かれている曲もほとんど聴いたことがありません。今入手できるCDや配信アルバムは、すべて再編集盤なのです。販売でも良いから配信してくれたらなぁ…
もっともっとブルーコメッツの演奏を聴きたいです。

↓〝リンダリンダリンダ〟なシャウトが有名な「太陽の娘」はニコ動にありました。


↓貴重な証言、映像続々のドキュメント。❝ジャッキのように力が強いからあだ名は〝ジャッキー〟❞というのは初耳!また、❝伴奏でNo.1になろうと思ってたから、ものすごい歌手にめぐり合えたと思って、僕は興奮して怖かったけど嬉しかったですよ。❞と「真赤な太陽」を語るジャッキーさんの言葉が印象的でした。


↓前述の「ルシア」~「ブルー・シャトウ」の演奏がみれる『サヨナラ日劇ウエスタンカーニバル』の映像。ドラムソロ圧巻です。これには収められていませんが、ブルコメの演奏って「カモン!ジャッキー!」との掛け声で始まるんですよね、カッコいいです。

ジャッキー吉川とブルー・コメッツは永遠にーー
ジャッキー吉川さんのご冥福をお祈りいたします。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?