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板チョコにお湯をかける

 最近、ぼうっとしていて、よく体をぶつけたり、物を落としたりする。
 先日は、コーヒーを飲みながら板チョコを食べようとしていて、マグカップにスティックカフェオレの粉を入れておいて、鍋でお湯を沸かして、マグカップの隣に板チョコを置いていたら、お湯が沸いて、マグカップに注ごうとしたお湯の、まとがはずれて、板チョコにお湯をどぼどぼとかけてしまった。それで、板チョコにお湯をかけてしまったのは間違いで、本当はマグカップの中にお湯を注ぐはずだった、そういうことに気づきながら、わかりながら、板チョコにお湯をかけることをやめられない瞬間というのがあって、心の中では「あーあ」とおもいながらも、その「あーあ」が手の方に伝わるまでの数秒、わたしは「あーあ」とおもいながらどぼどぼと板チョコにお湯をかけていた。
 板チョコは、お湯で溶かすこともあるぐらいだから、お湯をじかにかけたら当然溶けるだろうとおもっていたら、それほど溶けなかった。そのいつも食べている板チョコは、成分表を見たら、乳脂肪分が入っておらず、カカオバターで作られているタイプの板チョコだったので、そういうことも関係したいるのかもしれない。お湯で濡れた板チョコは、お湯をふいてラップをして冷蔵庫で保存してちびちび食べている。

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