7/24〜7/25 次走注目馬

7/24(土)
・函館1R
・新潟11R

7/25(日)
・新潟10R
・新潟12R


7/24(土)

函館1R
①アスクワイルドモア
⑬ロジマギーゴー

土曜の函館は向正面追い風、直線向かい風。
向正面追い風ということは、必然的に字面のペースは早くなりやすいのだが、このレースは1000m通過62.4ということでドスローの水準。勝ち馬フィフティシェビーはドスローを読んで、追い風の向正面で捲り切った横山武史のファインプレー。上位入着馬も直線ではある程度の距離感につけた馬が独占した。
その中で2着アスクワイルドモアは直線の距離感考えると強い内容。向かい風の中でのラストの末脚は一際目立っていた。
6着ロジマギーゴーも同じ理由で高評価。4角のコース取りも加味すればアスクワイルドモア以上に負荷が掛かっており、同等レベルの評価をして問題ないだろう。



新潟11R
⑨エアコンヴィーナ

パッサパサの良馬場ダート、向こう正面で風の影響も受けていない中で前半3F33.8は文句なくハイペースの分類。ただこれだけ早いとついて行った馬も苦しくなる。結果を見ても前に行き切った2頭と後方待機の馬で掲示板を独占している。ここで見直すべきは中途半端に前のペースへついて行った馬だろう。
エアコンヴィーナはこの流れを外から早めに捕まえに行く競馬。ハイラップの中で、前受け&外回しというのは見た目以上に負荷が高く、大敗も致し方無し。
そもそもこの馬は前半が緩い流れで好走してきた馬であり、適性面でも分が悪かったと言っていい。適性条件でのパフォーマンスは優秀なだけに、改めて舞台替わりで期待したい。



7/25(日)

新潟10R
③タガノディアーナ

Twitterでも述べたように、新潟外回りは競馬の質が欧州競馬に近く、それに伴って欧州血統の好走が目立つ。日曜は特にその傾向が顕著であった。
このレースはラスト3Fが11.3-11.0-11.2と早い水準で推移しており、まさに欧州的なタメが求められたレースであった。
勝ったランドオブリバティは母父に名種牡馬Dubawiを持ち近親にも欧州GI馬が多数いる、まさに欧州型の良血。タメが効いたきさらぎ賞でのパフォーマンスや、超ハイペースを前受けという適性と真逆のレースをしながら大崩れしなかったNHKマイルの内容からも能力はゆうに重賞レベル。2勝クラスで適性ドンピシャのここは本来なら楽勝レベル。
それ故にランドオブリバティを追い詰めたタガノディアーナの能力も計り知れない。2番手から運んで楽に抜け出したランドオブリバティのラスト2Fが11.0-11.2であり、全く止まらずに伸び続けている。これをラスト2F、いや、正確にはラスト1Fだけで2馬身近く詰めてくる衝撃的なパフォーマンス。これは現級突破は当然として、間に合うのであれば秋華賞でも楽しみになってくるパフォーマンス。あとは前半から流れるレースへの対応のみ。そこをクリアすれば現実的に重賞が見えてくる器だろう。



新潟12R 
⑦ヒメノカリス

前述の通り日曜の新潟外回りレースは欧州血統の活躍が顕著。このレースも欧州色の強い馬が上位を独占した。典型的な米国型ディープであるヒメノカリスは血統バイアス的に不遇であった。レース自体も加速のタイミングで挟まれる不利があり不完全燃焼。決して力負けではないので次走以降は見直せるだろう。

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