4/24〜4/25 次走注目馬

4/24(土)

東京4R
⑫ジュリアバローズ

ここにきてとんでもない怪物が出てきましたね。既走馬相手にデビュー勝ち。1:45.6という衝撃の時計。ペースが違うので単純比較はできないが、それでも翌日の古馬2勝クラスを2.3秒上回るタイムというのは只者ではない。
2着アップストリームは最内枠から全くロスのない完璧な競馬。完全な勝ちパターンで、実際3着以下には5馬身を付けているのだが、それを楽々差し切った勝ち馬はやはり能力が抜けていたと言わざるを得ない。時計、パフォーマンス、上がりとどれを取っても優秀。おまけに加速ラップを刻んでいるのだからもはや手が付けられない。順調に使えれば間違いなく秋華賞に乗ってくる器で、秋へ向けて楽しみな逸材だろう。適性的には秋華賞よりもJCで見たいが。


東京11R
★⑤ヘリオス
②タガノビューティー
⑨ブルベアイリーデ
⑬アイオライト

4頭も挙げるのは多すぎる気もしますが笑
まず勝ち時計の1:35.2というのが秀逸。昨年のフェブラリーS時に触れたが、良馬場の東京マイルで35秒を切って勝利した馬はクロフネ、ワンダーリーデル、トランセンド、カネヒキリ、エスポワールシチーの5頭のみ。今年のフェブラリーSでカフェファラオが34秒台を記録したので6頭となったが、いずれもGI級の馬たち。今回は34秒台こそ出なかったものの1:35.2という時計も相当優秀。ラップを見ると当然前半から早く、先行勢には厳しい展開。
この中で1,2着の2頭も当然高いパフォーマンスなのだが、一際目立ったのが3着のヘリオス。前3頭が後続をやや離して引っ張る形。展開的には当然厳しく、その上直線ではタガノビューティー、ブルベアイリーデに一旦交わされながら盛り返しており、一番強い内容であったのは間違いない。本来14向きでありながらマイルでこれだけ走れたのも収穫。プロキオン出れば楽勝じゃないですか?
ハナ争い演じながら大きく離されず粘ったアイオライトも高評価。こちらも14寄りながらよく頑張った。


4/25(日)

新潟4R
⑮キトゥンズマーチ

先週の雨の影響で時計の掛かる設定であった新潟競馬場。このレースは1000mの通過で見ると61.6ということで平均〜ややスローだが、テンの2Fを見ると先行馬には決して楽な流れではなかった。特に2F目の11.0というのは馬場を考えてもかなり早い水準。ここでハナを奪い合ったのがコアレスロング、バルレッタ、キトゥンズマーチの3頭。3頭ともにキツい展開であったのだが、その中でも一際厳しい競馬を強いられたのがキトゥンズマーチ。テン2Fのハイラップをまともに踏んだ上にハナ取れず外3を回らされる展開。相当不利なレースであった中で勝ち馬と1秒差の7着なら及第点。Storm Cat系種牡馬×ディープという逆ニックス配合(ディープ×嵐猫がニックス)からも、今回のようなタフな馬場はそもそも合っておらず、そういう意味でも評価できる。

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