10/16〜10/17 次走注目馬

10/16(土)
・東京4R

10/17(日)
・東京8R


10/16(土)

東京4R
③デュアルキャリアー
⑫ニシノミズカゼ

6.9-10.6-11.1-11.7-12.2-12.8-13.0
良馬場ダートとしては文句無しのハイペース。当然先行勢には高い負荷が掛かる。加えてこの日の東京は差し有利なバイアス。実際に1〜4着は後方集団にいた馬が独占する形となった。ここで後続を離して前受けしたニシノミズカゼ、ルヴァンヴェール、メディシス、デュアルキャリアー、アポログランツ、アブルハウルはいずれも次走以降での巻き返しに警戒したい。ただ6頭取り上げても仕方ないので、ここでは特に強い競馬をした2頭をピックアップする。
1頭目が5着のデュアルキャリアー。上記の6頭で最先着ということもさる事ながら、それ以上に注目したいのが4角のコース取り。ここでは3頭分外を回しているのだが、いくらコーナーの緩い東京といえど、これだけ速いペースを前受けした上でコーナーの距離ロスは見た目以上に負荷が掛かる。それだけ厳しい競馬をしながら勝ち馬と0.5差で掲示板に残した内容は秀逸。当然次走以降勝ち上がりが期待できる1頭だろう。
2頭目に取り上げたいのがニシノミズカゼ。このレースのラップでとりわけ速いのが2F目の区間。まあ大体競馬は極端なスローにでもならない限り2F目が最速になるのは珍しくないのだが、それにしても良馬場ダートで10.6というのはかなり速い水準。少なくとも1勝クラスとしては破格の時計だろう。ニシノミズカゼはスタートで出負け気味だったところから押してハナを奪っており、この10.6という超ハイラップを刻んだ張本人と言える。外枠から出遅れたところを挽回しての数字なので負荷としては数字以上とも捉えられる。これだけ高負荷の競馬をしながらも直線でも大きく離されることなく踏ん張ったのは地力の証であり、この馬も次走以降必ず注目しておきたい1頭だろう。



10/17(日)

東京8R
⑫アリエノワール

レース上がりが35.6、勝ち馬が34.8、2着馬が34.2と極端な上がり勝負となった一戦。
このペースで苦汁を舐めたのがアリエノワール。ここ2戦はともに早い流れで秀逸パフォーマンスを見せていた馬だが、使える上がりには限界があるタイプ。さすがに34秒台の上がりが求められる展開ではキレ負けも致し方ない。それでも豪華メンバーの中で3着に残した辺り地力は高く、現級突破は時間の問題。正直次走買えるオッズになるかは怪しいが。

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