12/28 次走注目馬

12/8(火)
・中山2R
・阪神6R


12/8(火)

中山2R
⑯リュウノブレイク

1000m通過が65.3秒と、時計の掛かる今の馬場においてもドスローの水準で推移した一戦。4角1,2番手にいた2頭がそのままワンツー、3着も先行馬群で追走していた馬で、後方勢には厳しいレースだった。
ここで一際強い競馬を見せたのが4着リュウノブレイク。4角では離れた先行馬群から離れた集団にいたが、そこから前を猛追。結果的に圏内までは届かなかったものの、パフォーマンスとしては秀逸なものであった。
加えて今の馬場もこの馬には不利なコンディション。この馬はマクフィ×エンパイアメーカーといういわゆる米米配合で、その配合通り東京の高速ダートで結果を残してきた。それだけに今回のような時計の掛かる馬場は本質的に向かない条件で、その中でこれだけ高いパフォーマンスを見せているあたり、未勝利突破は時間の問題。次走以降どれだけの人気になるかは未知数だが、買えるだけのオッズなら積極的に狙いたい。



阪神6R
⑩レアルタッド

阪神新馬のラスト2F22.5以内理論。今年3例しかないこの水準をクリアしたエンタングルメント戦において上がり最速を記録したように良質な瞬発力を有しているレアルタッド。それだけに馬場が荒れた今の阪神において1000m通過59.6と早い流れで推移した今回のレースは適性とズレる。加えて同馬はこのペースを前受けかつ外回しで全く脚が溜まらず。
さすがに負け過ぎ感はあるものの、少なくともレース質は全く合っていなかったことを考えれば情状酌量の余地があり、次走以降上がりの競馬になれば巻き返すシーンがあっても驚けないだろう。

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