10/29〜10/30 回顧

10/29(土)
・東京10R
・東京11R

10/30(日)
・東京8R


10/29(土)

東京10R
①ソウルトレイン

12.6-11.4-12.0-12.4-12.3-11.2-10.9-11.3
典型的なドスローからの瞬発力勝負となった一戦。ここでは3着のソウルトレインを取り上げたい。
上記のペースを逃げた上に後続とそれなりに距離感のある隊列から単純に恵まれただけだと思われそうだが、血統や過去走からこの馬自身の適性とはズレるレース質であり、むしろ苦手な展開に対応して好走した点を評価したい。
また前有利の流れと隊列とはいえ、コーナー区間のL3が最速で後続の押し上げを阻む形ではなく、L2が最速になる形の純粋な瞬発戦に対応した点は見た目以上に評価できる内容。
この手の好走馬は現代競馬だと次走でむしろ人気を落とす傾向にあるだけに、得意なレース質(持続戦)に替わった際は積極的に狙っていきたい。



東京11R
⑤デインバランス

2歳戦にしてはそこそこペースが流れた中でも高いレベルの上がり水準が問われた一戦。時計も同日3勝Cを上回っており、今年の牝馬クラシックはここの好走組を中心に回っていきそうな雰囲気も。
その中で負けて強しの競馬をしたリバティアイランドが今後も人気の中心になりそうだが、実は同等のパフォーマンスを見せていたのが4着のデインバランス。
好スタートから先団に取り付くも直線では手応えの無くなった前の馬に詰まってポジション落とし続ける競馬。ようやく進路が空いた時にはリバティアイランドよりも後ろまで下がっている絶望的な展開も、そこから同じレベルの伸び脚を見せて0.2差4着と文句無しで強いと言える内容であった。
そもそもゴリゴリのドイツ牝系出身である点や新馬戦で伸びないインから差してきた内容を見るに、高速東京より他馬が減速するタフな馬場状態の方が相対的にパフォーマンスを上げる可能性が高い。ロングラン開催最終盤の阪神JFなら主役になれる資質を持っているはずだ。



10/30(日)

東京8R
⑪ボーンディスウェイ

東京24らしい3F勝負になった一戦。ただその中でも道中は綺麗なワンペースで推移(後続馬群も)しており、結果的に上がりが使えて尚且つロスなく立ち回れた馬が恵まれる形に。
ボーンディスウェイはそもそも上がりに限界があるタイプで適性的にズレる上に、初角から終始3頭分外を回す競馬ではさすがにノーチャンス。
ただその中で条件巧者のキャルレイ辺りと互角の伸び脚を見せている点から得意条件に戻れば巻き返しは必至か。
バレバレでオッズは付かなそうではあるが、ドイツ牝系ということで冬の中山待ちと言ったところか。

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