6/11〜6/12 次走注目馬

6/11(土)
・中京10R

6/12(日)
・函館10R
・中京11R


6/11(土)

中京10R
⑥サイモンハロルド
⑨メイショウヒューマ

良馬場で1:09.9となかなか衝撃的な時計が記録された一戦。中京12で9秒台が記録されたのはモンペルデュ戦とこのレースの2つのみ。1:10.5以内まで広げても13レースのみで、これを良馬場で記録したのだから文句なしでハイレベルだったと評価できる。
その中でまず取り上げるのはサイモンハロルド。スプリント戦においては決定的とも言える0.4差をつけてこの時計を記録したのだから当然真っ先に評価しなければならない。前走の大駆けがフロックでないことを証明した。
もう1頭取り上げたいのが4着のメイショウヒューマ。同レースはL3で11.5とかなり速いラップが刻まれており、ここで外々回しながらラストまでしぶとく伸びたこの馬は2着以下の組では最も高く評価できる。走破時計と合わせても次走以降は積極的に狙いたい1頭だろう。



6/12(日)

函館10R
⑤タイセイシェダル
⑩バルサミックムーン

7.0-11.2-12.2-12.3-12.3-12.1-12.5-12.5-13.0
ハイレベルかつ綺麗な持続ラップが刻まれた一戦。前に行った2頭がこのラップを踏んでいるとなれば後続はほぼノーチャンスだろう。
ここで中団からコーナーでも外々回して0.2差まで詰めたタイセイシェダルのパフォーマンスは特筆すべきもので、昨年の函館シリーズに続き改めてコース適性の高さを証明した。滞在中に同条件出走なら次は勝ち上がり濃厚か。
もう1頭取り上げたいのがバルサミックムーン。これまでのレースを見ても分かるように、捲り競馬で結果を残してきた同馬。それだけに上記のラップでは自身の長所を活かせず、加えて終始外を回らされる形で万事休す。そもそも函館への輸送も遅く、それでいて休み明けながら大幅馬体減で過去最低体重と明らかに調整もチグハグだったので度外視可能。
現級でのパフォーマンスを見てもクラスは突破できる存在だけにこの敗戦で人気が落ちてくれれば次走以降積極的に狙いたい。



中京11R
⑩ハヤブサナンデクン

戦前から「チャンピオンズCに出なければならない馬」と述べていたハヤブサナンデクン。その期待に応えるどころか期待以上のパフォーマンスを見せてくれた。
12.7-10.6-12.4-12.4-12.0-12.1-12.5-12.7-12.6
一目でわかるハイレベルラップ。それもそのはずで1:50.0という勝ち時計は良馬場中京18で歴代7位の記録。ちなみにこれより早い勝ち時計を記録した6頭は以下の通り。
・テーオーケインズ
・チュウワウィザード
・クリソベリル
・インティ
・ラインルーフ
・ローマンレジェンド

これに次ぐ7位というのは非常に価値の高い水準であることが分かるだろう。
その中身も、1000m通過60.1のハイペースを前受けして3,4コーナーを外3回しながら馬なりで先頭に立って直線突き放す一方と文句なしのパフォーマンス。この時計を出しながらラスト急坂の中京で加速ラップを刻んでいるのも衝撃的だ。
順調に行けばチャンピオンズCに出走できる素材だし、何なら勝ち負けを演じるだけのポテンシャルも秘めている1頭。
馬券抜きで追いかけていきたい。

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