5/13〜5/14 回顧

5/13(土)
・東京11R

5/14(日)
・新潟1R
・東京12R


5/13(土)

東京11R
⑫レッドモンレーヴ

12.4-11.0-11.5-11.7-11.3-11.0-11.4
スローペースで高速上がりが記録された一戦。
Bコース初日のイン前有利馬場でロスなく立ち回った好位勢が上記ラップを踏んでいるだけに、後方からまとめて差し切ったレッドモンレーヴは文句なしで強い競馬。
レース前の見解で述べた通り京王杯はBコース初週+東京14の性質上立ち回りの上手さが重要であり、3年連続上がり4位以下の馬が勝利中だったレース。
実際今回もそれに当てはまる競馬をした2頭が2,3着に来ているだけに、そこを脚力で強引に差し切った勝ち馬の強さが際立つ形に。
これまたレース前に述べた見解だが、東京16→14で上がり最速馬の複勝率は20%以上低くなる。それを踏まえれば14で16的なレースをした馬は条件替わりでパフォーマンスを上げるのは言うまでもなく、実際近年の京王杯で上がり上位を記録して差し損ね(差し切り)の面々からはヴァンセンヌ、サトノアラジン、レッドファルクス、サトノアレス等多数の安田記念好走馬が輩出されている。
その傾向を踏まえればレッドモンレーヴも当然本番に期待が持てる1頭。実績面から本番の妙味もありそうなだけにお楽しみとして覚えておきたい。



5/14(日)

新潟1R
⑧フライウィズミー

12.5-11.1-11.7-11.8-11.9-12.0-12.1-10.9-12.9
新潟外回りにしては珍しく中盤が緩まずワンペースで推移した一戦。縦長馬群で推移していた事を踏まえてもポジションを取った組が恵まれていたのは明白で、実際1,3着馬は逃げ勢を見る形で運んでいた2頭。
その中で一際強い競馬を見せたのが2着のフライウィズミー。そもそもの追走ポジションが後方だった上、3〜4コーナーにかけて距離感が広がる形に。そのポジション差を挽回すべく残り700m時点から動く大味な競馬で無理やり差し込んだ内容は秀逸。
そもそも同レースはメインの3勝Cと1秒差のハイレベル戦であり、その中で展開不利を強引に強襲した走りは世代限定1勝Cでも通用しそうな水準。
馬柱的に次走も人気を背負うのは明白だが、とはいえ最近はローカル2着の履歴だとその中でも比較的買えるオッズになるケースも多いので回顧馬として取り上げておきたい。



東京12R
⑯オーバーディリバー

12.2-10.7-11.6-11.8-11.9-11.8-12.6
雨で時計が出やすい馬場状態だったとはいえ優秀なラップ構成。
この流れを見ても分かる通り適性的にはスプリント質の面々が恵まれており、実際1,3着ははっきりスプリントの実績が目立つ2頭、2着も巡行能力の高さを見せてきた馬であった。
その中で明らかに適性不向きだったのが6着のオーバーディリバー。
未勝利戦を除けばダートで馬券になったレースの全てが良馬場16という事で、高速14の巡行戦での追走負けは必然の結果。そもそも7歳という年齢を踏まえても22秒台決着への対応は難しいものがあった。
とはいえその中でも縦長隊列を猛追して勝ち馬と0.5差なら及第点。改めて良馬場東京16に戻れば巻き返しの可能性は高いだろう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?